自分を操る超集中力 Daigo
選んだ理由
わたしの娘がメンタリストDaigoさんの弟さんのファンで、色々話しを聞いていたら、わたしも松丸ファミリー(Daigoさんの名字)に興味が出てきて
気が付いたら、この本を手に取っていました。
①集中力を操るルールについて
集中力は前頭葉から湧き出てくる。これはウィルパワーと言われていて、一定量があり、集中力を使うたびに減っていく。
この鍛え方は、無意識の行動に気が付き、改めることを繰り返せば、ウィルパワーを鍛えることが出来る。前頭葉は、何かをやるという選択や決断を担う領域がある。それは、どんな些細なことでも、脳は集中力を使いウィルパワーも減っていく。そして、多すぎる選択項目というのは、ウィルパワーを人から奪い、決断できない状態を作るきっかけになる。
毎日の生活で、何かをやる、何かをやらないという選択と決断を繰り返すたびに、ウィルパワーは減少する。人は、行動ではなく、意思決定で疲れる。
意思決定は疲れるので、先延ばしにしてしまうのだが、後回しにすればするほど、ウィルパワーは下がります。よく「今やらないと面倒。」というが、これはその通りである。
②睡眠について
良質な睡眠から一転、睡眠不足は集中力を奪う。出来る人ほど良く眠る。人間の脳は、寝ている時に学んだことを記憶に定着させている。そして、理想的な眠り方は、夜は早く休み朝は早く起きることである。
よく言われている、良質な睡眠は22時~2時までとあるように、最長ホルモンが分泌されるゴールデンタイムである。集中力の源であるウィルパワーの回復だけでなく、お肌の修復も出来るゴールデンタイムである。
セレトニンは、体内時計のずれを調整する。そして集中力にも深く関与している。朝起きて20分程散歩をし、朝食に大豆や魚などを食べることは、体内時計のリセットだけでなく、生活リズムを整えて良い習慣につながる。
パワーナップという仮眠法がある。15分から20分の昼間の仮眠のことであるが、この睡眠は、夜の3時間の睡眠に匹敵すると言われている。そして、回復した集中力や注意力は約150分持続する。成功者ほどよく眠る。
③時間の使い方について
朝の起床後2時間は朝のゴールデンタイムとなる。この時間を自己成長のために使うと良い。そして、成功している人は長時間眠っているのだが、理由としてあるのは、寝る事でウィルパワーが睡眠によって回復するからである。そして、朝起床後にはランニングやウオーキングをする。このことで脳を活性化させることが出来る。そして、朝10分をその日の予定を考える時間にすること。自分のやりたくないことややらなくてもいいことをはっきりさせて整理することも大事。このことによって、無駄な意思決定が減るので、ウィルパワーの消費が減るのです。
一日のうちで、あえて怠ける時間を作ることで、集中力が自動的に引き上げられる。一日の中で、あえて捨てる時間対を持つこと。無自覚のダラダラの怠け時間は非効率だが、意識下の怠け時間は、リラックスできることで次の日のパフォーマンスをあげてくれる効果につながる。
気付き
ある意味、わかっていて当たり前のことだが、改めてこの本を読むことによって、著者の時間術を参考に出来たと思う。わたし自身、ビジネスを立ち上げて起業して、寝る間もなく気が付いたら平均睡眠2~3時間としていた時期があった。今振り返ると、非効率の極みだったし、体調も崩し、鏡に映った顔がやつれているのに気が付いて「この顔じゃ、どんな良い仕事しても運を逃がすだろうなあ。」と気が付いて、生活改善を最優先した。おかげで今は、全てもとに戻ったし、睡眠も6時間は寝れているので良いかと思う。
この本から、決まった24時間をさらに効率的に活用する計画を立て進むことを思った。そして、毎朝今年で3年目ですが、タスクを書いてこなしていることは、極めて有効的だということにも気がつかされました。