見出し画像

霊能者が語る 妻とのあの世日記 第120回 「あの世から生きてる人の傷のケアは可能なのか」

「指の怪我がやっと治ってきたが」
「よかったじゃない、私の買い置きしてたバンドエイドが役に立ったでしょう」
「それはあるけど、あれ古いからいくつか乾いてたがね」
「あなたが使わないからよ」
「奥深くにしまってたからやろ、あれ多分2016年より前のやつだが」
「使えたならいいじゃない」
「ちょっとカピカピしてて隙間から汁が漏れてたが」
「でも役には立ったんでしょ」
「僕は普段ああいうの買わないからね、急いでAmazonで新しいの買い直したよ」
「私の買い置きのおかげじゃない」
「まぁその存在に気付いたのはあるんだけど、あと傷とか治るのをあの世から手助けはできるのかね?傷が深くて熱出てた時に一応祈っておいたんやが」
「手伝ってるわよ、だからバンドエイド見つかるし、傷の治りが早くなるし」
「治りは早いのかね」
「腕腫れなかったじゃない」
「少し腫れて熱は出たし膿が溜まってたりしたね」
「その程度でしょう。腕全体が腫れたとか傷口を切開したとか、そこまで至らないのは手助けがあったからと思ってちょうだい」
「最悪の事態は魔逃れたけど、次回からは病院先に行こうって思ったよ。
抗炎症剤先に打ってもらってたほうが治り早そうな気がしたし」
「体の負担は減るかもしれないけど治りが早くなるわけではないわ」
「ところで、どうやって傷の手当てすんの」
「あなたの霊体に入り込んで、霊体から操作するのよ」
「どうやって」
「あなたの霊体に私のコピー作るじゃない、そしてそれを通じて「傷なおれ」ってなんかやるだけ」
「なんかって何」
「念じる」
「もっと科学的になんか言い方ないん?」
「もっと早く治るように念じる?」
「細胞に話しかけるとか細胞の霊体を使うとか、そんなんじゃないん?」
「そうね、薔薇とか育てて花咲かせる時って、薔薇とかに「綺麗に咲いて」って語るような感じ」
「非科学的な感じやね」
「霊的な影響だから非科学的よ」
「そう言われるとそうやが。
幽霊が早く治るようにと念じると、生きてる人間の免疫力とか自己回復力とかが増していくんかね」
「そうじゃないの」
「そうじゃないのって、なんかそういう効果があると思う確信があるからやってるんやろ?」
「子供が怪我をした時に思わず手で押さえてあげるでしょ。その時に手を当てると治るという効果を考えて行動する?」
「それはしないかな。猫助ける時も思わず手を出したから噛まれたんだし」
「だから、私が、あなたの傷を治したいと思ったら影響があったってことよ」

という感じで詳しくわからないので、次回ガイドに聞いてみます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?