自分の思い通りにコントロールしようとする相手×深読み思考は悪夢のはじまり
「相手がこういう風に裏では思って、こう聞いていると思うんです。」というAさんの会話。
たとえば、相手の生活レベルを知りたいけど、直接年収いくら?とか聞けないので普段食べているお米の銘柄を聞くようなこと、
全然うまい例じゃないと思うけど、聞かれた質問以上になんだか嫌な感じがすることがあるのではないかと思う。
いわゆるダブルバインドの発生が気分を悪くさせている可能性がある。
メッセージとメタメッセージが矛盾するコミュニケーション状況におかれること。
こういうことをされると人間は不快に感じる物なんですよね。とくにHSPと呼ばれるような他人の感情や考えに敏感な人はすぐに変な雰囲気を察知してしんどさを感じる。
このときに、相手のペースにハマってしまうと、
・相手はこう考えているのではないか。
・年収を推測しようとしているのではないか
・他の事まで根掘り葉掘り聞かれるのではないか?
などと不安になるような思考がはじまり、そのことで頭がいっぱいになることがある。
相手が変な出し方をしたのに、そのことには気づけるのだけれど、自分の思考は止まらなくなる。
とくに、あーではないか、こーではないかという絶対に相手にしかわからない相手の意図を推測しようとして深読み思考が始まる。
これは認知の偏りのひとつで、心の読み過ぎ、深読み思考などと呼ばれたりする。
心の読みすぎ(Mind reading)とは、他人の行動や非言語的コミュニケーションから、ネガティブな可能性を推測すること。当人に尋ねることなく、論理的に起こりうる最悪のケースを推測し、その予防措置を取ったりする。
おかしなことが起こっていることに気づいた後が大切で気づける力があるのだから、そこでストップさせて自分に集中すべきだね。
相手の変なコミュニケーションにはまって自分が落ち込んでいたらもったいない。相手は落ち込みなどしないもんね。
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