仕事で報酬を上げるためにするべきこと
自己啓発
まず初めにすべきは、自己啓発です。
なぜ、これが重要かというと、これからのやり方は普通に生きていればやらなくてもいいことばかりだからです。
そんな、生きていくのに不執拗なことをあえてやるためには、自分の中でその理由を明確にすることと、覚悟を持つことです。
人の心は、とても弱く、くじけることだってあります。
そうならないように、心構えを作るのが、自己啓発なのです。
自己啓発の本やセミナーなどでは、「成功するための準備をする」などと表現します。成功するためには、他の人と同じことをやってはいけません。
アリとキリギリスの寓話のように、周りが怠けほうけているときにせっせと働くことが大事なのです。
積極的セミナーへの参加
心構えができていても、出来ていなくても、まずはセミナーへの参加をおすすめします。最近ではYoutubeで無料で見れるので、便利な世の中になったと思います。
昔は、何十万もするセミナーなどがたくさんあります。最近では、オンラインで行うセミナーが主流になっており、安くセミナーへ参加ができるようになっています。
本来のセミナーの価値ってそんなものかもしれません。
セミナーには沢山の種類があります。そして、セミナー講師はみなプロです。話がうまく、要点をわかりやすく適切に教えてくれます。
講師となる人は、膨大な情報や知識をまとめ、適切な情報を適度なタイミングで発信します。何百冊と本を読まなくても、1~2時間でそれ以上の価値のある情報を得ることが出来ます。
また、学校の勉強に慣れ親しんだ日本人にとっては、スクール形式でのセミナーが最も効果的です。今まで通り、先生を話を聞くだけなので楽なものです。大卒は16年間、高卒ですら12年間も毎日そうやって勉強してきました。
スキルアップ
スキルアップはもちろん、業務に関係するスキルです。業務に関係のないスキルをいくら磨いても、新規事業を立ち上げるときぐらいにしか話題にも登りません。
業務に関係するスキルは、自分の業務効率を上げるばかりか、チーム全体の効率が上がるときもあります。
新卒の合同セミナーで、よく学生から「入社前に身に着けておくべきスキルや資格などありますか?」と質問されることがあります。
学生のうちでは、必要ないと答えます。
ただし、本来必要となってくるのは入社後なのです。入社前に資格やスキルを身に着けたとしても、実際の現場の流れやスピード感などにはついていけず、入社前の努力が徒労に終わってしまう場合もあります。
しかしそれは、新卒の募集段階での話。
すでに入社しているのであれば、話は変わってきます。スキルアップもしない、もしくは出来ない人たちは、いずれ新入社員に追い越され、スミへと追いやられてしまうことでしょう。
知恵を得ること
本を読んだり、セミナーで学んだり、ネットやYoutubeで得たものは知識です。学校の勉強なども知識です。
これからの時代、知識をいくら蓄えても意味がありません。理由はAIがあるからです。人の知識などはAIからすれば、何も知らないのと一緒です。
しかし、AIには出来ないことがあります。それは、知恵を得ることです。
知識とは、ある事柄について、いろいろと知ること。その知りえた内容のことを言います。例えば、電気に関する知識があるといえば、電気関連について知っていることがあるということです。しかし、そんなのはGoogleで調べればすぐに出てきます。少し難しい話でもAIに聞けば優しく教えてくれます。
要するに知識は知っているだけなのです。
対する知恵は、物事の筋道がわかり、うまく処理して行ける能力です。実行力が伴うのが知恵なのです。知識は知っているだけで、知恵はやり方がわかっており、すぐにでも出来ることを言います。行動を伴うのが知恵なのです。
知恵を得るには、知識と経験が不可欠です。
知識+経験=知恵
この公式を覚えておきましょう。やったこともないのに、出来るかどうかなどはわかりません。しかし、たとえ失敗しても経験を伴うことで、同じ失敗をしなくなります。そこに知識を加えることによって、うまく処理して行けるようになるのです。
学校の勉強がいくらできても社会では通用しないという事実は、知恵を得ていないからということに起因します。
結果を出すこと
知恵を得ることができれば、次にすべきは結果を出すことです。
知恵まで得られていれば、結果を出すなどは容易にできてしまいます。
結果は、実行によってのみ得られるものであり、実行しなければ何も結果を生み出すことは出来ません。
結果には、良い結果と悪い結果があります。結果を出すというのは、どちらでも良いのです。良い結果を得られれば、評価が高まるでしょう。しかし、悪い結果だからといって卑下する必要はないのです。悪い結果は、一つの経験です。その経験が、次なる結果に繋がっていくのです。
自動車メーカーHONDAの創業者本田宗一郎氏は、成功とは99%の失敗に支えられた1%だと考えると言っています。
また、ユニクロ創業者の柳井正氏は、一生九敗という本を出しています。
結果とは、このようなものです。
成功者と言われる人たちの多くは、多くの失敗をしています。だからといって、やめることはありませんでした。失敗を素直に認め、新たな一歩を踏み出せるかどうかが大事なのです。
結果を出すというのは、好かれ悪かれ、チャレンジしたことを意味します。
正当な評価を得ること
正当な評価とは、結果の積み重ねによって得られるものです。
良い結果を一つだけ出せば、褒められるでしょう。二回出せば称賛されると思います。3回、4回とだし続けると、それが当たり前となってきて、誰も褒めてもくれないようになります。
しかし、ここでようやく正当な評価を得るチャンスが生まれます。
自分が正当な評価をされていないと悩んでいる人も多くいると思います。
ただ、そういう人たちは自己評価が高いのです。
だから、自己評価と他人からの評価のギャップで悩んでしまうのです。
他人から評価などは、常に低いと認識したほうがいいです。
そもそも、同僚は他人の仕事の評価などは気にもしません。みんな自分を評価してほしいと考えているからです。
上司は、そうした人たちを公平に見ています。もしくは、上司ですら自分評価を気にしています。
よって、誰も正当な評価などはしないと思ったほうがいいです。
ただし、一つだけ正当な評価を得る方法があります。
それは圧倒的な成果を出すことです。
特に会社にインパクトのある成果であれば、社長は評価せざるを得ません。
そういう状況を作ることです。
また、他人からの評価を気にしなくなってから評価が高まります。
自分をもっと評価してほしいと思っているうちは、誰も評価などしてくれません。誰も評価してくれなくても結果をだし続けて行こうと思えたとき、周囲からの評価が高まり、自分の価値が上がっていきます。
もし、自分のことしか考えておらず、社員に対して正当な評価をしない社長だとしたら、まずは、要求してみることです。正当な評価を得ていないと。
それでも、待遇が改善されない場合は、その会社を辞めて正当な評価をしてくれる会社に転職したほうがいいです。圧倒的な成果を出せる人であれば、転職したほうが評価が高まります。
しかし、自己評価が高く、実力が伴わない場合は、悲惨な未来が待っています。
自己評価を低く抑え、より高い成果を出せるように研鑽していくことをおすすめします。
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