マルカワみそ農園

福井県越前市で大豆を栽培しております。 有機農業、自然栽培大豆栽培に関することや「土作…

マルカワみそ農園

福井県越前市で大豆を栽培しております。 有機農業、自然栽培大豆栽培に関することや「土作りから味噌作り」そんな考えを情報発信します。 https://marukawamiso.com/

マガジン

  • 農業記録

    主に大豆栽培の写真録。 文章少なめ、写真多め、くだけた表現。 来年以降の作付け参考資料。

最近の記事

コンバインの整備

先日、コンバインの掃除、整備点検をしました。 もうすぐ、大豆、蕎麦の収穫がはじまります。

    • 大豆の落葉がはじまる

      10月になり、大豆の葉が緑色から黄色に変色していきました。 朝夕は秋の気配が漂い、ファンベストを装着しなくても仕事ができるようになりました。 ところどころ青立ち(実がつかないまま立ち枯れしてしまうこと)の株があります。写真でもまだ葉が青々としている部分がありますね。 青立ち株をコンバインで収穫すると、機械の内部で茎などの水分がでてしまい、大豆の粒が汚れてしまいます。 そのため、予め収穫前に除去する予定です。 5月から始まった大豆栽培も佳境を迎えています。

      • 町内の収穫祭

        先日、町内の収穫祭がありました。 前日の提灯準備からはじまり、当日はテント貼り、屋台準備、福引景品搬入と奔走しました。早朝から行いました。 私は町内の青年部会長だったので、開催準備が例年よりも多かったです。 福引景品を購入したり、景品くじ券を町内に配布したり、金銭管理をおこなったりしていました。 10時ごろから水風船を100個作って、ボールすくいの出店を設けました。 町内の皆様からタオルを頭に巻いて的屋さんをしていたら「似合っているの〜」と言われました。 縁日の職業は向い

        • 枝豆の収穫

          枝豆はお湯を沸かしてから取りに行けというくらい鮮度が大事!今週は枝豆収穫をおこないました。 枝豆のこれぞ旬!と呼べる収量時期は5日間ほどしかありません。 3連休をはさみ、ところどころ葉が黄色くなっています。 鞘が肥大する前の枝豆は小ぶりですが、プリッとした食感と美味しさが特徴です。栗のような甘さがします。いつまでも食べることができます。 「やめれない、とまらない」 と中毒性を秘めた代物です笑 鞘が肥大するとくびれがあり実がしっかりとついていて見栄えがよくなります。食味は

        コンバインの整備

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        • 農業記録
          2本

        記事

          畦畔(けいはん)管理

          最近、ブログの更新がご無沙汰になってしまいました汗 枝豆収穫や放置竹林を整備しています。 少しずつ更新していきます。 先日、圃場の畦畔を刈りました。 雨がふると雑草の伸びが強くなります。 こまめに畦畔管理をできるように段取りしていきます。

          畦畔(けいはん)管理

          鯖江の米農家さんにお伺い

          先日、鯖江の自然栽培米農家さんの圃場にお伺いしました。 農業をする前の自分でしたら、生産者のお話を「そうなんですね」と相槌をうつだけでしたが、今は同じ農家同士、技術や考え方、土作りのアプローチなど色々なお話をしました。会話のキャッチボールができるのが以前の自分より成長したなと感じました。 農薬や除草剤、肥料も使用していない水田には数えきれないほどのトンボが飛んでいました。写真ではわかりにくいのですが、トンボが飛んでいます。 生物多様性の圃場でした。 圃場もそうですし、生

          鯖江の米農家さんにお伺い

          稲の刈り取り

          福井地方でコシヒカリの稲刈りがはじまりました。 マルカワみそ農園では水稲は栽培していませんが、各々の農家さんがコンバインに乗り込んで刈り取りをしていました。 9月5日に市役所の農政課の方が圃場視察をされました。 マルカワみそ農園では社長と相談して有機JASの認定を視野に入れています。今年はまず手始めに、特別栽培農産物の認定取得に取り組みました。 農薬や化学肥料、除草剤は一切使用していないのですが、書類整備などのステップを踏むために農政課の方とやり取りをしました。 書類

          農業記録2024年9月編

          農業記録2024年9月編

          秋作のじゃがいもを植え付け

          秋作のじゃがいもを植え付けしました。 じゃがいもの芽出しですが、徒長することなくずんぐりむっくりの力強い芽が育ちました。 じゃがいもさんには感謝しかありません。 じゃがいもは「種芋半作」という言葉があるほど、種芋の状態が大切です。 私はまだまだですが、少しずつ じゃがいもさんと会話できるようにしたいものです。ちなみに秋作のじゃがいもは秋作用の品種を選ぶといいらしいのですが、私は春作品種で栽培しています。 今のところ、大きな失敗はありません。 写真のじゃがいもは「さやあかね

          秋作のじゃがいもを植え付け

          月曜日に大雨が降った。

          もうすぐ収穫を迎えるコシヒカリが倒伏していました。 自社の大豆畑は倒伏もなく、無事でした。 畝間に灌水路があるので、それが良かったのかも知れません。 大豆の様子。 鞘のクビレが少しずつできてきました。ありがたや。 大豆畑トラスト運動の会員さまにご用意する枝豆は9月の第2週〜3週で行けるのではと予想。 自社のそば畑。 若干倒伏してしまった。 株数が多いのも原因か。 まだ、開花期前の成長の段階なので、持ち直しできることを期待。 台風のために、資源ごみは中止になりました。

          月曜日に大雨が降った。

          台風の影響

          台風10号が北陸地方にも大雨をもたらしました。 河川などは増水が見られましたが、大豆が倒伏するなどの、大被害はありませんでした、月曜日の大雨がどうなることやら。 温帯低気圧は風は弱まるようですが、雨の量は強いようです。 お米が倒伏している圃場が何箇所かありました。 月曜日にどうなっていることだろうか?

          農業生産法人 有限会社瑞穂(みずほ)

          自分の原点であり、羅針盤のようなもの農業生産法人有限会社瑞穂という会社がありました。 中学時に父親が農業生産法人を立ち上げた会社です。 食べ物が化学物質によって汚染されているのではないのか?と警鐘を鳴らした本に学生時代に出会い、いつしか「無農薬の味噌を作ってみたい」と父親は考えるようになりました。 しかし、20代の彼に立ちはだかったのはその父親。 すなわち私の祖父でした。 高度経済成長期を馬車馬のごとく働き、マルカワみその礎を築いた敏腕。 「(無農薬の味噌)そんなもの

          農業生産法人 有限会社瑞穂(みずほ)

          大豆栽培で感じたこと、瀬戸大橋は一人では成し得ない。

          令和6年8月28日の大豆畑の様子です。 お盆明けから別の圃場の除草をしていたので、先週までは大豆畑の雑草が伸びていました。 立ち除草と刈払機の除草で毎日少しずつ除草をしていきました。 ある社員さんは「腰が痛くなるので立ち除草は(少しならいいけど長時間は)厳しい。」と相談されました。 もう一人の社員さんは「私は西から東に向かっては除草できるけど、東から西は太陽が背中に当たるから、(往復除草は)厳しいです。しかし、立ち除草は座り除草よりも楽ですよ」とご意見をいただきました。

          大豆栽培で感じたこと、瀬戸大橋は一人では成し得ない。

          8月後半の除草管理について

          お盆が過ぎて中生(なかて)の大豆は子実が膨らみつつあります。 晩生(おくて)のさといらずの除草が終了しました。 初期成長が芳しくなかったのですが、及第点の大きさになりました。 初期の段階の画像は下記の記事にあります。 8月の第4週からさとのほほえみの2回目の除草を行いました。 エノコログサが条間を中心に蔓延るようになりました。 大豆栽培には水が必要ですが、 畝間灌水を行うとどうしても、雑草の伸びが強くなると感じています。 トレードオフですな…。 あわら市の農家さんと

          8月後半の除草管理について

          播種してから20日後の蕎麦畑。

          台風がやってくるということで、排水口の掃除や水尻口への溝(水路)を調整しました。暗渠も開けて湿害を軽減させます。 台風10号の最初は北陸地方に火曜頃、直撃という予報でした。 ご近所さんの米農家さんともコシヒカリがもうすぐ刈り取りなので、倒伏せずに過ぎてほしいとか、若狭湾に台風が到着すると大被害になるなどをお話していました。 私も日曜日に植木鉢やバケツ、自転車を室内に搬入しました。 しかし、台風は西にそれていきました。 蕎麦もどうなるのか心配ですが、台風はコントロールできな

          播種してから20日後の蕎麦畑。

          蕎麦畑の中耕。

          台風の接近が予報されたため、事前に中耕を行い、排水性を向上させました。蕎麦は乾燥には強いのですが、水にはとても弱い作物です。 (ポケモンで例えるなら、草タイプなのに水攻撃を受けて『こうかはばつぐんだ』となるようなタイプです。) 「蕎麦の話をするとお里が知れる」という言葉があるように、蕎麦は痩せた土地でもよく育つ作物で、歴史的には開拓や飢餓の救済作物とした位置づけもありました。 8月に種を撒いて11〜12月には収穫できるため、雑草にも負けない作物です。 成長スピードがとても早