大豆栽培で感じたこと、瀬戸大橋は一人では成し得ない。
令和6年8月28日の大豆畑の様子です。
お盆明けから別の圃場の除草をしていたので、先週までは大豆畑の雑草が伸びていました。
立ち除草と刈払機の除草で毎日少しずつ除草をしていきました。
ある社員さんは「腰が痛くなるので立ち除草は(少しならいいけど長時間は)厳しい。」と相談されました。
もう一人の社員さんは「私は西から東に向かっては除草できるけど、東から西は太陽が背中に当たるから、(往復除草は)厳しいです。しかし、立ち除草は座り除草よりも楽ですよ」とご意見をいただきました。
いただきましたご意見を真摯に受け止め、仕事の段取りを組み立てました。
私は、数年前まで(今でもそのきらいはあります)「信じれるのは自分のみ」
と考えて仕事、私生活を過ごしていました。
「人を信じること、期待することはしない。」
「もしするんだったら、自分に焦点を、、、。」
しかし、ある尊敬する方から
「河崎さん、瀬戸大橋は一人ではできないんだよ。」
そんなことを教えていただきました。
瀬戸大橋の構想は明治時代からあり、100年越しに成し得た偉業です。
杉田秀夫さんという信念が生み出したものでもあります。
https://www.pref.kagawa.lg.jp/documents/14715/64_67.pdf
杉田秀夫さんの仕事姿勢は考えさせられました。
それもそうだな。
自分一人でできることは限られている。
チームで仕事をしたほうが成果は高い。
私はそこからなるべく仕事の考え方を変えるように努力しました。
お互い様ですが「人間はなくて七癖」の言葉通り、人さまはそれぞれの考え方、個性があります。
異なる考え方やスキルを持つ人々が、共通の目標に向かって協力する際には、成功することもあれば、うまくいかないこともあります。
不器用な私は今でも手探りで人間関係や仕事のパフォーマンスを模索中です。
しかし、今年の大豆栽培は2名の社員さんのお陰様で今のところは順調です。感謝しかありません。
個性豊かな人間が三人一組で大豆を育てています。
NARUTOでいうとサスケ、ナルト、サクラのスリーマンセル部隊です。
最近はケツメイシの「スーパースター」を聴いてから必ず圃場に入るようにしています。
スーパースターというと大谷翔平選手やアーロン・ジャッジ選手のように考えがちなのですが、みんなそれぞれスーパースターなんですね。(もちろん、慢心にあぐらをかくことなく、血がにじむような不断の努力をされたスーパースターが大谷選手やジャッジ選手ですが、、、。)
この曲を聴くとそんなことを感じます。
「君は磨けば光るダイヤじゃないか」
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