見出し画像

木村さんと吉田さん。

映画「いただきます ここは発酵の楽園」の出演者のお二人。かたや自然のあるがままをいかす自然農法のシンボル、かたや最近注目の有機農法実践者。額面上ではややもすると対立感さえ漂い、この度、別府ブルーバード劇場で上映&吉田さんのトークイベントをイベントサポーターとしていろんな人にプロモーションする中でも、特に"自然栽培派"の方からは、「"菌ちゃん"って有機でしょ。手を加えるんだよね」なんて言われることもありました(もっというと、オーガニック農法と言われるものの中にもホントに様々な"流派"があって、お互いに越えられない壁みたいなものすら感じることも・・・)。

状況によって肥料や農薬も使う慣行農法も含め、農業の専門家、実践者ほど、それぞれへの思い入れや自分や家族の生活もあって、なかなかニュートラルに俯瞰してみることは難しいのかななんて思いますが、そこは農業に関しては(何に関しても?)「偉大なる素人」のわたくし”まる糸”。訳がわからぬまま、流れのままに突撃です。

木村さんは6年前に宇佐市のイベントでお招きし、吉田さんは今回別府においでいただいて、それぞれとお話しさせていただく中で感じたのは、お二人ともステキってこと。元気で明るいし、愛があってアツいってこと。

強いて言えば木村さんはどこかのんびりしてて、吉田さんは少しせっかちなのかなって感じ。で、それはどちらが良い悪いではなく単なる個性の違いかな、と。

果たして、今回のトークイベントの質問コーナーでたまらず「お二人の共通点と違いは何ですか?」と質問させてもらった答は、まさにそのままでした。土に注目し、土壌の菌を活性化させるというねらいは同じ。何年かかってもそこの土地にできるものを作る、という木村さんだって全く何もしない訳じゃないし、生活のため、広い意味での環境保全のために少し積極的に土の手助けをするのが菌ちゃん農法だと思ってもらえたらってことで、めちゃくちゃ腑に落ちました。もちろんお互いは完全に認め合えてる、と(後の懇親会での話の中で、不耕起栽培などのさらに"ストイック"な農法は、まさに「生き方」とか「道」のレベルのもので、生計を立てる生業としてはなかなか難しいけど尊敬に値するものだ、とも)。

映画の中でも、木村さんは(慣行農法も含め)全てを差別しない人という娘さんの言葉もありましたが、少なくともオーガニックとされる様々な農法の"本気"のリーダーたちは、お互いを寛容に認めあってるんじゃないかなと、吉田さんもおっしゃってました。

すべての「いのち」を思う気持ちは同じだぜ。
Love & Peace All is one

----------------
一応映画や、吉田さんから聞いた話をもとに、私なりの理解でまとめてみましたが、そこは「偉大なる素人」の話です。

信じるか信じないかは、
あなた次第ですm9( ゚Д゚) ドーン

【吉田俊道さん参考記事】「雑草があれば2カ月で有機野菜作り始められる」常識を覆した土作りの方法とは? 5/16 yahooニュース記事

【映画監督オオタヴィンさんのインタビュー記事】「腸活は大切」感染症、教育、農業のプロ、小雪ら有名人も集結。 クラファンで多くの支援を得た発酵の映画 3/6 yahooニュース記事




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?