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政治と野球と宗教の話はするなってよくいうけどさ…って話

こんにちは。ホリトモカです。漫画描くのとゲームするのが好きな20代です。

先日、Twitter上で「検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグが拡散されて話題になりました。(え、みんな政治の話気軽にしてる!?ここ日本!?)と嬉しい方向にびっくりしたので思わず記事にしました。ちなみに私自身はどこか支持政党があるわけじゃないのでよろしくです。

日本って社会に出るときに会社の上司とか年上の人から「政治と野球と宗教の話は絶対するな」といわれませんか。ビジネスをする上でそういったセンシティブで人によって解釈が違う問題をあげると円滑に物事が進まないから、っていう理由があると思うんですが、これは普段の日常生活では関係ないと思うんです。家族や友達と意見交換するぶんにはなにも問題ないな、と。それきっかけで差別するような間柄は“仲良し”じゃなくね…?
でも無意識のうちに家庭内や友人間でそういう話題を避けているというのが現状多い気がします。

そもそも、政治に興味をもつ機会っていうのがなかなか訪れないですよね。私は20歳で選挙権を持ってから毎回選挙に行っているのですが、当時は正直自分の意志で投票先を決めていませんでした。
父方の祖父が若い頃、とある政党の支持で市議会議員を務めたりしたこともあって、完全に「うちの家系の人間なら〇〇党の候補に入れなければいけない」という固定概念があったのです。
自分に直結する話なんだから、与えられないなら自分から調べて、自分の意志で決めないとまずいな…と思ったのは、ここ数年のことです。

さきほども言ったとおり、うちの父方の家系の人たちというのは一つの政党を昔から支持していて、そこに投票するように、というのを子孫である私の家庭にちょくちょく指示してきます。(※かなりグレーゾーンな行為です)
とある選挙が近づいてきたある日。いつも通り親戚が我が家まで出向いていかにこの政党が良いか、というのを熱弁されていた時。

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唖然。嘘やろ……闇ふかっ!!

政治とか難しそうだしよくわかんないけど家は代々この党を支持しているからこの党を支持しとけばオールオッケーなのよってこと?………自分がないにもほどがあるやろ!!!うーん、盲目的!!
この件で「絶対〇〇党に入れなきゃいけない」という「おうちで決めたお約束」なんて守らなくてもいいんだと気づきました。

その後、母方の祖父の家に行ったとき、父方が支持する政党とは真逆の意見の政党を支持していることも判明。まじか…

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私はこの状況が面白くてしかたなかった(笑)すごくいい環境に恵まれたと思うんです。だって、じいちゃん家に行くだけで、どんな思いでこの国をどうしたいかが真逆に2意見聞けちゃうわけだから。

さて。そんな感じで政治について私なりに考えたりするんですが、最近興味を持ち始めただけだしなぁ…過去のこと何も知らないのにいきなり今の政治について意見しても大丈夫なのかなぁ?とも思います。でも、多分大丈夫かな、と思う。
ここで唐突にガン〇ム初心者とオタクのやりとりで例えます(笑)

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どのジャンルにもそれについて長年研究を続けてきたオタクはいて、いつそれにハマったかの違いだけでマウントとってくる人っているじゃないですか。政治というのも言ってしまえばオタクジャンルの一つで、ずっと研究している熱心なオタクはいるけど、その人たちに新しく興味を持つ人を拒否する権利なんてどこにもないです。
なにも知らない状態のまま、あることないこと鵜呑みにして調べてるふりして発信するのは迷惑なことですが、これから学んでいくという意思がある人を排除するのは、自分の地位を守るために若い芽を暴力で潰そうとしているようにしか思えません。

最後に…。なるべく中立的な意見で、初心者にもわかりやすく政治や経済を解説する活動をされている方はたくさんいます。(テレビで有名な池上彰さん、ネットで話題のオリエンタルラジオ中田さん、芸人でジャーナリストのたかまつななさんなど)
そして漫画好きとしては漫画のご紹介を。西炯子さんが小学館ビッグコミックスピリッツで連載中の『恋と国会(①~続刊)』!!与党議員の男女が主人公ですが、生まれと育ちは正反対。政治家一家に生まれて政治家になることだけを強いられて着実に初当選した海藤福太郎と、「貧乏な元地下アイドル」という経歴とその猪突猛進なハチャメチャぶりで当選を果たした山田一斗。
政界の暗黙のルールに淡々と従う福太郎と、おかしいことにはおかしいと言える一斗のドタバタ政治ラブコメ(イケメン野党議員も参戦して三角関係の予感!?)まだ1巻しか出てないよ!今がチャンス!ではまた!

https://www.shogakukan.co.jp/books/09860399

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