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旬を逃すな!先の見えない漫画家ロード

ホリトモカです。漫画家になれる日を夢見ながら、それに近づけるのは自分自身のやる気と努力だと知りながら、結局今日もだらだらゲームしています…。おばかさん!

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一日休みで時間はいくらでもある日と、8時間勤務で疲れて帰ってくる日とでさほど漫画描いてる時間が変わらないのが問題です。時間に余裕があると、どうしても仕事あるときにできないことをやりたくなってしまう性。そこを全部漫画のため、未来の自分のために投資できる人が早いうちからプロになるんだろうな、と思うのですが、思うだけなのが(まぁフツーに漫画描くの好き~♪)程度な私ですね。どちらの人生がすごい!とかはないから、私は私のペースでやれたらとは思いますが、漫画を描くうえで重要になる“テーマ”には“旬”があります。これは逃したくない。

同じ人間でも、時代によって考えていることはまったく違うじゃないですか。私も、子供のころにこの事案についてこう考えていた、という記憶はあっても、今の自分とは真逆の意見だったりします。明日になったらまた違う意見を持っているかもしれない。今の脳みその状態でお話を作りたい!この状態を残しておきたい!と強く思うときがそのテーマについて自分が最高の形で描ける旬だと思います。

そんな感じで自分の中で“旬”だったお話がうすぼんやりできた去年の春。講談社の漫画家志望者向けの投稿サイト『DAYS NEO』に初めて原稿を投稿しました。同じバイト先の同じように漫画家志望のお友達にその存在を教えてもらったことがきっかけでした。

私の場合極度のめんどくさがり、怖がり、出不精で、現実でもネットの世界でもなるべく不特定多数有の人と密接な関係にならないような行動をとってきました。なので、一般の人たちも漫画を閲覧できるけど、評価は編集者のみというこのサイトの仕組みがかなり安心できました。

前回の記事を読んでくれた方には再度の宣伝で申し訳ないのですが、第四話まで、1,2か月ペースで投稿しました。その半年間は閲覧数が増えるたびに小躍りし、早く次が描きたい!という超ポジティブな気持ちで生活していました。今までの人生で一番真面目に漫画と向き合えたいい年でした。

その後、これをきっかけに担当さんがついたことで、漫画家になる、ということがどれほど大変かを思い知らされることになりました。私はただ『恋してないけど、愛してる。』(自分の中で“こいあい”と略してたりする)の続きが描きたくて、できればたくさんの人に見てもらいたい。ただそれだけなんですが、そこまでもっていくにはまず新人賞で賞を取る、つまりデビューをしなければいけないのです。

漫画家になる人の中には最初から最後まで一人で描いて雑誌の月例賞に応募してその漫画がいきなりデビュー作になる方もいるし、趣味でSNSで描いていた漫画が編集者の目に留まりいきなり書籍化する方もいますが、私の場合は編集さんに漫画を見てもらい、意見をもらう権利を得ただけで、漫画でお金を稼げる段階にはなっていません。なので、読み切りを描いて賞に応募しないといけないのですが、これがうまくいかない!

意見をもらうことはあっても、基本部分は一人で描いていたときと違って、“雑誌の傾向”や“購買層”のことも考えた話づくりができないと、賞はとりにくいです。(奇才、と呼ばれる人は違うかもだけど)

そしてまず、雑誌が構えた賞に応募したとき入選するレベルに至った漫画が描けているかを編集さんにみてもらうのですが、まぁダメですよね。私の場合、伝えたいテーマはあっても、それをはっきり漫画の中で問題提起できるくらいの自信がないのがネックになっています。超ド級ビビリなんです。ここを突破できるかが今後の課題です。

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やるぞ~~~!!!!!!(スマホいじりながら)

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