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プロジェクトの状況把握


昨日はプロジェクトのライフサイクルとその検討事項について触れました。
プロジェクトの
状況を把握するという視点から、ライフサイクルの中には、どのような要素があるのかを、もう少し考えると基本はヒト・モノ・カネなので

・プロジェクトメンバーという人的リソース
 保有しているスキル、経験はどのような内容か

・使えるリソース
 
 設備、機材、ソフトウェア、道具は何を持っているか

・割り当てられた予算

 不足している事項や実行したいことに予算を使って調達や利用ができるか

があります。

そして各メンバーの役割は主に

プロジェクトマネージャ
 プロジェクトが進行するような配慮
 各担当の作業ボリューム状況の把握
 予定通りに進んでいるかを管理

メンバー
 企画シナリオ設計
 ディレクション
 制作
 開発
 マーケティング
 予算・リソース管理

といった役割があり、リソースと役割を加味して計画を遂行するためにタスクが割り当てられます。基本はいろいろな要素を分解していくことです。

割り当てあれたタスクの進捗管理には、いろいろな手法がありますが、
チームメイトで共有して編集ができるタスクシートがあると便利です。
毎朝5分のミーティングを設定して今日は何する、昨日の予定の作業は終わった、終わっていないを確認しやすくチームメイト全員が状況の把握ができます。

または個人が持つタスクが他者との連携が多い場合はガントチャートにして作業の流れとつながりを明確にして進捗管理を行う手法もあります。

こうしてリソースやタスクを考慮してプロジェクトをメンバーで進行させて行きます。
計画通りに進んでいれば良いですが、または計画通りに進んでいても、プロジェクトの利害関係者からの意見がプロジェクトの進行中に入ったり、要求事項が途中で変わったりすることもあります。
プロジェクトのリソースやタスクだけでなく、プロジェクトの利害関係者も重要な要素として報連相を行うなどコミュニケーションが取れるようにして、ある程度の柔軟性が取れるようにしておくことも必要になります。

チームメンバーの内的要因や外部要因含めてプロジェクトの結果に影響をするような不測の事態に対応できるようにしながら、みんなを盛り上げてチームの姿勢や指向が一体となりチームとしての力を発揮させ問題への対処や計画通り推進していくようにして行きます。

上手に実行するコツは、現状の把握が正しくできているか、マイルストーンとの差がどこにあるかの確認作業を定常的に行うことです。
うまく進行していなかったら、そもそも計画に問題があったのか、チームメイトに課題があるのかなど、原因を把握しやすく、打ち手の検討や対処も行いやすくなります。

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