プロジェクトの推進におけるメンバー追加
プロジェクトの推進を行う上で相対する課題が発生し、解決に取り組むために想定外に時間がかかってしまうことがあります。
プロジェクトメンバーはもともと決まっていたタスクに忙しいしチームメイトのスキルでは解決できないこともあります。
なんとか解決できれば良いですが時間ばかりかかって進行しないと判断する状況であれば何か手段を講じる必要があります。
例えば
1. 専門スキルを持つ社内外のメンバーをアサインする。
2. 他の社員の協力を得る。
3. メンバーのリソース調整やスケジュールを調整する。
などの選択肢が考えられます。
1.の専門スキルを持つ外部の人間をアサインするのは予算的課題もあるし、引継ぎなど業務説明をして即稼働が期待できるかどうかも懸念になります。
2.は他の社員の協力を得るのは、これも多少の状況説明だけ行うだけで協力できるような端的なものでよければ良いですが、それこそよっぽどタイミング良く時間が取れれば良いですが、依頼を受けた当人も協力内容として説明されるうわべで言われるほど簡単ではないものなので「忙しくて対応できません。」と応えられてしまうことが想定できます。
それから1.と2.が折り合い、社内外でメンバーを追加できたとして、気をつけるべきことは引き継いだ際です。稼働し始めても、これは自分が行うべきことだとは認識がなかったとか、そもそも認識が違ったなど稼働し始めが一番、問題が起こりやすいです。最初はすり合わせの回数を毎日行うなど丁寧なコミュニケーションが必要になります。
いずれにせよプロジェクトの課題解決に必要なスキルは何かを見極め、それを持った人材はどこにいるのか、その人材がうまくメンバーに溶け込めて、力を合わせることができ、期待する成果が得られるかを考えてプロセスや資料、進め方の準備を行う必要があります。
一番やりやすいことは、3.のリソース調整やスケジュールの調整を行うということですが、これも他のメンバーを追加招集するよりは簡単というだけで、何か他の業務を調整しないと、リソースやスケジュール調整もできないのでマネジメントレベルでの調整になる場合もあります。
解決できない課題が発生した際の対応についてもある程度、想定しておいて、人の保有スキルの把握や作業量などのリソースについてもある程度余裕を持った計画が必要となります。続く。
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