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セミナー聴講者の記憶に残す

今まで受けたセミナー・研修・プレゼンテーション・講義において、印象に残っているものがあったとしてそのセミナー等はどのような趣向が施されていたでしょうか。


私はセミナーを受けた日であれば、”繰り返し”、”口調として強調”したところ。
過去に受講したセミナーで思い出すのは、A6サイズでリングバインダーの”資料”を配布されたものと“グループディスカッション”を行った。ものがあります。

”A6サイズの資料”は講師が記憶に残して欲しいという思いから手間暇をかけて作成されたものです。私の記憶には残っています。ただ何の研修だったから全く記憶にありません。ただ物珍しい凝った資料だったな。だけです。
グループディスカッションの方はチームメイトと討議して考えてを行っているので、教わったことを使ってみることでいわゆる”腹落ち”に近い状態になるので習得しやすくなります。

グループディスカッションが記憶に残っていると話しましたが、セミナーを受講している際に”考える”と記憶に残りやすいです。グループディスカッションができない場合、考えてもらう方法としては”対比”を使うことがあります。2つの概念を説明し類似点や相違点を話すと聴講者は比較する思考を使います。またイメージを想起する説明表現を行うと聴講者はイメージを膨らませるために頭を使います。



話を昨日のnoteに記載した考察に振り返るとセミナー中での興味を引く、または記憶に残す方法としては

反復する/繰り返し伝える。

感情に訴える。

五感(見る・聞くがメイン)を利用する。
としました。


少し粒度を落として考えてみます。

繰り返し伝えると、そのこと(キーワード)がポイントなのだなと分かりやすくなり、この理解により把握しづらい内容も考えるきっかけとなり記憶しやすくなる。

声のトーンを利用すると、まぁ高い声を使う場合はほぼないと思いますが、低い声、高い声を利用すると聴講者の印象には残りやすくなります。

個人的な話をすると聴講者の聞く頭が切り替わります。成功談より失敗談のが記憶に残りやすいかもしれません。

質問をする。もっともやりやすい方法ですね。質問することにより考えてもらうことができます。

ボディランゲージを使う。わざとらしくなるとマイナス効果にもなるので自然にできると良いですが、身動きしないで話すよりは、身振り手振りがあった方が印象は伝わります。もう少し言うと極端な話ですが、”攻撃的な感じ”、”だらしない感じ”、”自信がなさそう”などポーズ次第で印象も変わるので、自然に身振り手振りを行なっていてもマイナスの印象にならないように一度、チームメイトなどからフィードバックの機会を得た方が良いかもしれません。

ということで、話の構成をいくら上手にしても記憶に残すには何かしらのアクティビティを使った方が効果的ですね。

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