勉強ができない子たちの共通点
こんにちは、まるちゃんです!
私は現在、教育関連の仕事をしていて勉強ができる子、できない子に分けられ、できない子の対応策を考えます。そこから学んだことの一つを今回は紹介します。
今回の記事における「勉強ができない子」の定義はテストの点数や成績ではなく、授業態度がふさわしくない、提出物が出せない、時間が守れないを指すことにします。
勉強できない子の特徴
勉強のできない子の特徴の1つは危機感のない子です。
危機感に関しては子供だけでなく大人の私たちでも何かをする動機の一つになってるのではないでしょうか。
例えば、役場に転入届を明日、出さなければいけない時に出す書類を間違えないようあらかじめ調べたり、デートの約束に間に合うようにバスの時刻を調べ、10分前には着くようにしたりなど危機感を持って動いたことは誰しもあると思います。
今まで(特に昔)は勉強や提出物など何かできていなければ言動選ばず叱ることを通して危機感を持たせていたと思います。
この時代、それが容易にできない環境となり、自然と危機感のない子が増えたようにも見えます。
しかし、私は時代の流れのせいだけではないと考えています。
なぜその特徴が増えてしまったのか
危機感のない子が増えてしまった原因を私なりに3つ挙げるので当てはまるかどうか考えてみてください。
①すでにあきらめられている。
「この子は勉強が苦手で・・・」「集中して勉強するのが難しくて・・・」とすでに子供に対して諦めを抱いているため子供がそれを聞いてしまうと、「自分は勉強が苦手・できない子」だと思い込んでしまう。または勉強をやる必要がなくなります。
そこからふさぎ込んでしまい同時に危機感も減少すると考えられます。
②期待、満足の度合いが低すぎる。
「○○君が提出物出せたんですよ」「○○さんが今日は起きて1時間授業受けてたんですよ」という発言を耳にすることがあります。
確かに授業を受ける際に目に見えない障害や体質などのハンデを持った子供は多くいるためこの発言自体を否定することはできないです。
しかし、それらのハンデがないにも関わらずこのような対応を安易にしてしまうと危機感のレベルが低い状態に設定されます。
したがって違う人から見て危機感が無いものと認識される可能性が高くなります。
③やってあげる。
例えば、テキストがない際にコピーして配ることや提出が遅れたら○○時までに再提出させる救済が日常的だとします。
授業や学習を効率的に進めるためにはある程度致し方ないことは認めます。
しかしそのようなセーフティーゾーンが曖昧になっていると危機感は次第に緩くなり、無くなってしまう可能性が増えます。
どうすれば解決ができるのか
では、どうすれば日常で危機感を持って生活ができるようになるか。一つの参考例として読んでいただきたいと思います。
それは子供と明確な約束をし、期限を設けて確認することです。
「明確な」とは時間や頻度、日数などの数字を用いることです。
例えば「英語のワークは提出期限の2日前に終わらせる」「小テストの対策は3日前からする」などです。
「確認」とは決まった頻度で子供・生徒と話し、確認を取ることです。
例えば1週間に1回、決まった時間に家族会議をする、決まった曜日に生徒と10分だけ話すなどです。
このように1対1で明確に約束・確認をすることで危機感の状態を上げられ、勉強をする環境が整います。
ぜひ、参考にしてみてください!!
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