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【歌詞】馳せる

2024/4.29


砂漠の町に雪が降ったら
蜃気楼が暖炉で揺れている
明日のこともわからない
小舟に乗ってどこかへ行ったの?

馳せる時も暖かな場所も
通り過ぎたまままた歳をとる
吹いた風も渡った夜も
通り過ぎたまままた街を行く


海辺の家の低い石垣
温んだ椅子と黄色いキャンパス
あなたのことは忘れない
魚になってどこかへ行っても

真っ黒な宇宙に行っても

寒い夜も照る窓際も
今ならきっと前を向けるから
触れた波も明るむ空も
縁を分かったらまた街を行こう

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