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グランド・ブダペスト・ホテル【Hulu】

Netflixの検索機能は素晴らしく使いにくい。


「穏やかでハラハラしすぎないで、映像が綺麗な映画が見たい」と思った。

「こんな映画が見たいのよ」と思い、以前見て好きになった「ミッドナイト・イン・パリ」の関連作品を見たけれど、ピンとこない。

色味や雰囲気が気に入った「365日のシンプルライフ」の関連作品もピンとこない。

そこで「フィンランド」「ドイツ」など土地名で検索をしたが、いい感じにヒットせず。ドイツってヒトラーしかないんか??


Netflix内検索は諦めて、スマートフォンで「Netflix 映像綺麗 映画」などで検索。クソ記事のオンパレード。あんな記事書いてて楽しい?もうイライラが止まらない。

イライラしながら思い出したのが、以前ゴーストライターをやった雑誌の映画コーナーの。そこで「色味が鮮やかで見ていて楽しいと評価される映画っです。」と書いた作品があったのだけど、あれは一体なんだったけ…。


脳みそを叩いて潰して捻っても思い出せないので、Gmailから書いたデータを掘り起こし、やっとたどり着いたのが「グランド・ブタペスト・ホテル」だ。

もうさ、本当にNetflixさんは関連作品に出てくる映画をきちんと精査してほしいし、「こんな映画がいいな」っていう検索の仕方にも対応してほしい。

そして自分たちでメディアを作ってくれ。クソ記事をぶっ潰してくれ。


イライラした結果、Huluに加入した。あとで有吉の壁も見ようっと。



グランド・ブタペスト・ホテル

あらすじ

1932年、格式高いグランド・ブダペスト・ホテルには、“伝説のコンシェルジュ”と呼ばれるグスタヴ・Hがいた。究極のおもてなしを信条とする彼は、宿泊のマダムたちの夜のお相手もこなし、多くの客が、彼を目当てにホテルを訪れる。しかし、彼の人生は一夜にして変わる――


とりあえず、「夜のお相手」「多くの客が彼を目当てに」なんて書いてあれば万年思春期なのでキャッキャしながら見てしまうよね。


この映画は、まず色使いがもう好きすぎた。母の腹の中に色彩感覚を置いてきたと噂される私が好きな色使いだから、まあ好き嫌いはあるかもしれないけれど、私は大好き。

真っ赤なエレベーター、真紫の制服、真っピンクの車内に薄水色の制服ってもうかわいすぎてあの世界に入りたい。あの色彩の中で生きていきたい。


所々おもちゃみたいな演出なのもかわいかったし、なんかもう世界観の全てが私好みというか。人もちゃんと死ぬし。人が死ぬ展開もありつつ、穏やかに映像美を楽しめる作品ってなかなかないぞよ。

「ミッドナイト・イン・パリ」の彩度を70くらい上げて、人を殺してつかまって逃げて殺す展開が入った感じなので、まあ私好み。結構リアルに死んでいったね。


あとこの作品は音楽がいいらしいんだけど、映画見ているときに音楽ってなかなか入ってこなくない?って感じで音楽の記憶はない。

けどいい音楽らしいので、これを書き終わったらYouTubeで探してみよう。音楽聴きながら文章書けない族のトップやらさせてもろてるんで、うっす。


別にそんなね、この監督が〜とかキャストが〜って話ができるほど映画に詳しい人間じゃないし、ただ好き嫌いの感想だけで何も有益な情報とかない内容だったけれど、これだけは言わせてほしい。


この映画を作ってくれた人。真っ赤×真紫はかわいいってことを証明してくれてありがとう!!!!





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