月30万稼げる新卒で入ったメーカーを一年で辞める話と、転職踏み切れない人の特徴

本日私は課長に電話で会社を退職したい有無を伝えたいと思う。

なぜ辞めたいのか。

その理由は複数あるが簡潔に話すと、
・自分のやりたい事がある
・年功序列ではなく成果主義があっていた

の二つの理由である。

また転職に踏み切れない人の特徴について私は、「会社を辞めたい」とTwitterで散々呟いているのに転職に踏み切れない人はよく見た。
そういう人は辞めたいと思っていても、将来のビジョンが無かったり、勤めている会社の仕事をこなした後に転職活動というプライベートの時間を削られることが嫌なのだ。将来のビジョンがなければ、転職するのしても次の会社はどこにするのにも迷ってしまう。そして自分自身を「転職してもいい会社に行けるわけではない」だとか「忙しくてきつくてそんな時間はない」と正当化していると感じた。


話を戻すと転職理由について、一つ目のやりたい事とはいま詳細に話すのはやめるが、東京でとある新規性の高いお店を立ち上げたいことだ。
私は大学生の頃から「海外映画の良さをどうやったら日本に伝えられるか」ずっと模索していた。その中でとりあえずSNSで映画のレビューを欠かさず載せて少しでも興味を持ってもらおうと取り組んでいた。
この取り組みが配給会社から試写会の招待状を貰えるようになり、今思えば誰が見ているのかわからない中で活動していたがとてもよかったと思っている。
そして現在、映画を広めるためにとある発想を思いつき、そのために会社を辞めてキャリアアップを考えている。


二つ目は年功序列。年功序列というのは言わば時間をお金に変えているわけである。月〇〇万という固定給であるのが一般的だと思う。どれだけ頑張ったとしても職種によってインセンティブは得られるかもしれないが、任されていた仕事だけしていた人と努力していた人も給料は同じなのだ。例えば「課長に〇〇を改善したい」といい、私は図面を休み時間や帰って取り組んでいた。そしてその改善提案が受け入れられ現在そこの工場では私の提案によって、年間182時間の無駄を無くし効率化する事ができた。
しかし、それによって収入が上がるかといえば違うのが年功序列である。「当たり前だろ」と言われるかもしれないが、収入が上がらないのであればぼーっとして任された仕事を淡々としていた方がいい。努力している人とただ任された仕事をこなしている人が同等の給料になりやすいのが年功序列である。

確かに、私はその成果によって1万円を貰ったがやる気がある人にとってはモチベーションが上がらなくなるのは自明だと思っている。ただ本当に好きなのであれば違うが。しかし、私は将来やりたい目標があり、そのためなら仕事をしてその資金にしたいと思っている事から年功序列ではなく成果主義の会社に行きたいと思うようになっていた。

現在勤めている会社はこのコロナ禍であっても安定しており、逆に言えばコロナ禍でも売り上げを伸ばしているようなメーカーである。業界では2位の会社であり他に競合は少なく、年収も一年目としてこのご時世としては良い額を貰った。ただ私はすぐに使ってしまったが…。

さて私が会社を辞める理由と考え方について、本題に移りたいと思う。


上記にも述べたように私はとある新規性のお店を開きたいと思っている。
だから私は経営について全くの素人であり営業力や経営者視点について会社を通して学びたかった。しかし、私の会社では本配属に関する役員面接で技術職の私は「営業に移りたい」と述べることは人事からやめるように伝えられていた。そして本配属は地方の工場に飛ばされ生産技術として現在いる。

これは人にもよるが田舎では私にとってものすごく刺激が少ない。東京であれば電車に乗れば広告がびっしりあり、通勤で歩いていたとしても知らなかったことに目に触れる機会が多く、そこから何かしら発想だったり、考え方、価値観を知らぬ間に学べると思っている。

しかし、田舎ではそういう刺激がかなり少ない。田舎を馬鹿にしているわけではないが、そこでずっと住んでいる人だったりする人は話していて頭がカチカチだと思った。行き過ぎた例で言えば、私が休日に電車に乗った事に対して「電車に乗るとコロナにかかるぞ!もっと考えろ!」と会社のおっさんから言われたことがある。この人は何十年も栃木の田舎で住んでいるのだが、恐らく電車に乗っていないことがすぐにわかる。電車なんて休日の14時なんて満員電車でないし、一人で乗っていて口も開くともなければマスクをしていて、かつそんな喋ってる人なんて割と少ない。そんなことも想像できない人というのはまず自分が最近電車に乗っていないのに、あたかも私が東京の満員電車に乗っているような想像する。多様な視点で物事を見れていない気がした。また広告だったり新しいものに目にすることや、人脈を形成する機会がやはり都会に比べると少ないのである。そのことも転職する理由の一つとなった。

そして私が言いたい事は勤めている会社は人生でやりたいことの手段だと思っている。
よく同期からも「仕方ないよ」と言われていたが、その本配属によりこれからの20代だったり挑戦できる時間が制約されてしまうことになる。未経験の業界に転職できるのは20代であり、また後々に家族を持つとお店を持って経営に挑戦したいということはかなり難しくなる事から私にとって仕方ないでは済まされないのだ。

確かに、「社会は甘くない」と言われてしまえばそこで終了だが、行動することや挑戦することはまだ可能性を秘めている。「社会は甘くない」の一言で人生を無駄にして挑戦をやめることは正直ただ会社に生かされ、自分自身の人生を妥協していることだと思っている。

このことが「会社を辞めたい」とTwitterで散々呟いているのに転職に踏み切れない人だと思う。
繰り返しになるが、そういう人は辞めたいと思っていても、将来のビジョンが無かったり、勤めている会社の仕事をこなした後に転職活動というプライベートの時間を削られることが嫌なのだ。そして自分自身を「転職してもいい会社に行けるわけではない」だとか「忙しくてきつくてそんな時間はない」と正当化している。
せっかくの自分の人生なのに自分自身に言い訳して行動しないなんてとてももったいないことだと私は思うのだが…。

今回は新卒で入った会社を辞めて自分のやりたいことに挑戦する、一歩目の日だから少し自分の気持ちを書いてみた。もう少し飲んだら課長に電話しようと思う。以上。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?