5回目の投稿は1作目の販売を無事終えた話。
どうも。花粉症です。
今週はprofloomの1作目、『Casablanca lilium(カサブランカのワンピース)』の販売でした。
maison407、1期生の販売が5、6、7、8日と1日ごとに販売開始となり僕の販売は1番最後の8日。トリですね。
maison407にはstep制度があり、そのstepによって、販売数や型数が増えていきます。今回は1作目なのでstep1。販売数は10着。
世の中に無数にあるブランドの中で、この小さい始まったばかりのブランドの服を選ぶのだろうか。そんな不安もありました。
1作目が完成するまで
ブランドの方向性など、自分の考えを話して内容を深めていく壁打ち、全体のデザインミーティングの前にどんなデザインにするか、そのコンセプトがブランドと合っているかなどを話す事前ミーティング。これらを行い、デザインミーティングへと進みました。
デザインミーティングの様子はmaison407のYouTubeからご覧いただけます。
デザインミーティングでは、『なぜ』向き合いました。
なぜこのデザインなのか、なぜこのコンセプトなのか、なぜこのディテールなのか、なぜこの服が選ばれるのか、なぜこの服を作るのか、、。
僕は服飾の専門学校に通っていて、自分で着たい服を作り、その服を日常で着る事があります。それを作る理由は、純粋にそれを自分が着たいから。可愛いから、かっこいいから。
ただ、僕はmaison407の1期生、profloomを開始し、自分以外の人が着る為に服を作っています。そして僕の力だけではなく、そこには多くの方の力を借りて、服を作り販売します。
その為には、なぜこの服を作るのか、なぜこれが選ばれるのかなど、profloomとして販売するこの服を自分以外の人が欲しいと思い、選ぶ理由が必要です。
今までの自分の為の服づくりをしていた理由では、ブランドを始めて服を作る理由としては到底内容が薄く、その内容で作った服は選ばれないと思い、自分なりに考えていましたが、まだ足りなく、自分が考えていた以上にギャップがありました。
その「なぜ」を考えながらデザインミーティングを重ね、1作目のワンピースが完成しました。
407roomにて
実際にお客さんに試着していただく407room。
たくさんの方にお越しいただき、1作目のワンピースを試着してくださりました。
中には、「カサブランカのワンピースが気になってました」「このワンピースを目当てで来ました」と言ってくださる方もいて、心から嬉しい気持ちでした。
何より、自分の服を試着していただいた姿を見る事ができて、そこでお話しする事ができるというのは、僕にとってとても貴重な時間で、この服を着たいと思ってくださる方がいるという事は自信にも繋がりました。
お越しいただき、ありがとうございました。
販売当日
そしていよいよ販売日当日。
20時から販売開始。
その30分前の19時30分から販売前配信としてインスタライブを行いました。
maison407として配信に出る事は数回あったのですが、profloom単体での配信は初めて。その配信を終えるとすぐに販売開始。緊張。
販売前のインスタライブではたくさんの方にお手伝いいただき、身長別や生地感、色味、ベルトを付けた時の雰囲気や着回しなどお伝えする事ができました。(緊張しすぎて全く上手く話す事ができませんでしたが、、。)
インスタライブ中も暖かいコメントを残して下さり、ありがとうございました。
そしてその配信が終わり、20時。販売開始。
配信の緊張から少しフワフワした感情でしたが、果たしてどうなるのか少し不安もありました。
祈るように販売状況をパソコンの前で見ていると、20時01分には完売となっていました。
世の中に無数にあるブランドの中で、profloomの服を選んでいただいた事。
選ばれる事は本当に嬉しかったです。
「買う事ができて嬉しい」「完売おめでとうございます」「再販お願いします」「2作目も楽しみです」などメッセージやツイートをいただき、販売前の不安というモヤモヤした気持ちが晴れていきました。
温かいメッセージやツイートなど、ありがとうございます。
maison407の1期生の中でミーティングや壁打ちなどの回数が1番多く、担当のブランドマネージャーさん、担当のパタンナーさんを始め、ステイトオブマインドの方にとても時間をいただきました。
自分の為に費やしてくださった時間に対して、まずは1作目完売という結果を出す事ができて、本当に良かったです。
そして、profloomを選んでくださった方、roomに着て試着してくださった方、メッセージやツイートなどしてくださった方、投稿を見てくださっていた方。おかげさまで1作目を完売する事ができました。本当にありがとうございました。
引き続き頑張り、stepをクリアしてブランドを続けていく事ができるように努力します。
まだ1作目。始まったばかり。まだまだこれからですね。
これからもprofloomをよろしくお願いします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?