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「諦めなかったらいいことがある」と教えてもらった全日本フィギュア選手権

今年の全日本選手権

先週末は、フィギュアスケートの全日本選手権がありましたね。今年は、来年2月に開催される北京五輪の代表選考会ということで、見ている方も緊張する大会でした。

去年のいまごろ、こういう記事を書きました。

去年はうまくいかなかった樋口新葉選手について、ライターの横川良明さんが、「樋口選手が五輪代表という夢をつかんだら、諦めなかったらいつかいいことあると信じられる気がする」と書いていらして、とても共感して書いた記事です。

4年前、17歳のころ、平昌五輪代表の有力候補といわれながら落選し、TVでも号泣している姿が流され、こちらも胸が痛かったです。その数ヵ月後の世界選手権では銀メダリストになりましたが、インタビューでは「五輪に落選したくやしさは忘れられなかった」と話していました。やっぱり五輪は特別な大会ですよね。

結果は、3位以降に大差をつけての2位。ちょっとミスはありましたが、素晴らしい演技でした。大会後も何度も見ちゃっています。
また、実況のフジテレビの中村アナのコメントがいいんですね。
「すべてをかけてきた4年間、すべてをぶつけた4分間」
「悔し涙は4年のときを経て、喜びの涙に変わりました」

他の選手へのコメントを聞いても思うのですが、本当に仕事を愛していらっしゃる方だなと思います。

もちろん、北京五輪の代表に選ばれました。おめでとうございます。
「諦めなかったらいいことがある」と教えてくれました☆
教えてもらったからには、私も頑張らないと!


明るい女子大生に夢を見る

1位は、4年前に樋口選手と平昌五輪の代表を争った同級生の坂本花織選手でした。樋口選手のようなトリプルアクセルはないのですが、とても完成度の高い、スピードのある、スカッとする演技をする選手です(有名ですよね)

坂本選手と樋口選手は仲良しのようで、談笑したり、順位が決まって抱き合って号泣する姿は印象的でした。この2人、見ているだけで楽しくなるんですよね。代表発表後のニュースでも、もう1人の代表の河辺愛菜選手(17歳。かわいいですよね!)と3人で手をつないで、カメラに向かって
「イエーイ」
と笑顔を見せたり。
レポーターに感想を聞かれても、
「やったー、やったー」
「めっちゃうれしい」

としか答えないのですが、それがとても「らしく」ていいです(笑)演技直後のインタビューや会見ではしっかり話されていて、決めるところはばしっと決めてますしね。

北京五輪はロシアが強敵ですが、明るい女子大生2人組がまたカメラの前で「イエーイ」と笑ってくれるような展開になるはず!と期待しています。

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