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Netflix ストリートフードを求めて

Netflixではドラマばかり見ていましたが、気になるドキュメンタリー番組を見つけました。

世界各国のストリートフード(屋台)を取材した番組で、アジア編、ラテンアメリカ編などがあるようです。

アジア編の第1回は、タイのローカル食堂「ジェイ・ファイ」の話でした。ミシュラン1つ星に2年連続選ばれた創業70年のシーフード食堂です。見た目は東南アジアの街角でよく見かける開放的な食堂です。

オーナーシェフのジェイファイおばさんは御年70歳。いまも毎日厨房に立っています。「子供の頃から仕事をすることを考えてきた。毎日でも働きたい」と語るジェイファイおばさんは、非常にプロ意識の高い方です。

持ち場に向かうときは集中しなければならない。私は一皿一皿にこだわって作る。決して妥協しない。疲れていようと何があろうと料理は全て私が自分で作る。(中略)私はシェフよ。

ジェイファイさんは貧困街で育ち、お母様の屋台を手伝うようになり、やがて店を構えました。汁なしトムヤムや日本のオムレツを参考にした「カニオムレツ」が評判になり、その後は新しいメニューをどんどん開発し、政治家も来店するような有名店になりました。

カニオムレツは蟹の身がぎっしり詰まっていて、1000バーツ(約3000円?)とローカル食堂の料理にしては破格のお値段ですが、売り切れることも多いそうです。

最後にジェイファイさんはこう語っていました。

長年料理をしてきた。少しも疲れてない。私は強いからね。この炭火と鉄鍋を信じてるんだ。知恵と勇気を私に与えてくれた。限界まで料理を続ける。それが私。

こう言える仕事があることは、とても幸せなことだと思います。

ジェイファイさんの料理はどれもとても美味しそうだったので、ぜひ食べてみたいです。コロナが収束したらやりたいことリストに入れなければ。


ヘッダー写真は、2017年にバンコクで食べたヌードルです。100円くらいだったかな。すごくおいしかったです。



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