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元彼の結婚にショックを受けないのは、性格が良いからではない

元彼or彼女が結婚したときの気持ち

仲良し3人組がありまして、DINKS男性・岡田さん(仮名)、独身女性・奈々ちゃん(仮名)とよくLINEのやりとりをしています。最近、こんなやりとりをしました。

奈々「数年前に付き合っていた彼氏が結婚したと知り、ちょっとショックを受けています」

岡田「その気持ち、わかります。僕も、元彼女や好きだった人が結婚したときに、①ショックを受けたこと、②安堵したこと、③幸せを祈ったこと、④何とも思わなかったこと、の4パターンがあります」

「③は幸せな気持ちになりますね。でも、1番多いのは④ですね」

岡田「いやー、男性は別名保存、女性は上書き保存といいますが、実際はどちらも引きずるもんじゃないですか?」

「別れて日が浅いなら複雑な気持ちもあるでしょうが、時間が経てば③か④におさまりますよ。私は大学時代に付き合った人、好きだったけどふられた男友達、どちらも③ですよ。あ、付き合ったことを後悔している相手が1人いまして、それは④プラス、よく結婚できたなーという驚きですね。この人はまだ独身っぽいですけど」

岡田「それは、杏さんの性格が良いのと、いま満足しているからでしょう」


いや!?性格良いからとかじゃないと思うぞ??知ってると思うけど、性格は良くないぞ?(苦笑)

別れて日が浅いならともかく、かれこれ10年以上会っていない他人の人生の出来事に、少なくともマイナスの感情は持てない。まあ、当時の彼に対する「よくあのときの私を好きになってくれた!」という感謝があるからなのですが、遠くからそっと幸せを祈りたいです。嫌な思い出がいい思い出を上回り、感謝の気持ちが持てない相手に対しては、感情すらわいてきません。


他人が幸せになったからといって、自分が不幸になるわけではない

元彼or彼女の結婚に限らず、同性の友人の恋愛、結婚、出産、昇進、キャリアアップ転職などもそうですが、他人に幸せのイベントがあったときに「ショックだ」と口に出したり、態度に出す人いますね。

ただ、他人が幸せになったからといって、自分が不幸になるわけではありません。他人にいいことが起こらないからといって、その分、自分にいいことが起こるわけではありません。

また、自分が幸せではない、いいことがないから、他人も同様であれば安心するのかもしれませんが、他人を巻き込んではいけません(笑)

他人が幸せになったのは、その人がずるをしたわけではありません。しかるべき努力や人間性があって得た幸せなので、素直に祝福するか、できなければ祝福するふりをするだけです。

「良かったねー」「おめでとう」と言葉をかけたら、それで自分もすっきりする気がするんですよね。

第三者に「ショック…ぶつぶつ」とか話していると、長々その感情を引きずってしまいます。友人のSNSをつぶさに確認したり、結婚相手の勤務先の平均年収を検索し始めたりしたらドツボです(笑)自分の人生にとって無駄なことに時間を使ってはなりません。


他人の人生にエネルギーをかけない

幸せな人生を送ることに大事なのは、他人の人生にエネルギーをかけないことかと思います。

他人の人生に何が起こっているのか、他人が自分の思う通りに動いてくれるか、自分の考えに同意してくれるか、そういうことにエネルギーをかけるのは徒労です。こちらの思い通りになることではないし、説得して自分の思い通りに動いてくれたとしても、後味がいいものではない。

私も、そういうことに時間を使っていた過去があるので、

「他人のことを考える時間を、自分のために使っていたら…」

と後悔していることがあります。

もっと部活でいい成果が出せたかもしれない。もっと学校の成績が良くて大学受験の結果も違ったかもしれない。いい恋愛ができたかもしれない。恋愛も長続きしたかもしれない。就職活動もうまくいったかもしれない。最初に就職した会社でもっと成果を残せたかもしれない。良好な人間関係が築けたかもしれない。もっと英語ができたかもしれない。もっと金融投資がうまくいっていたかもしれない。もっといろいろな国に旅行できたかもしれない。

そう思うと、いまさら元彼の結婚のニュースに30分費やすのももったいない(苦笑)決して性格がいいから、他人の幸せを祈っているわけではありません。










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