記事一覧
感情には期限があるからこそ。
今日皆さんにご紹介したい本はこちらです。
大宮エリーさんの『思いを伝えるということ』(2017)
この本の構成は少し珍しくて、まず詩があって、その次にその詩を連想する短編小説がある。これがいくつか繰り返されます。
この本の一番初めの詩が、この本のタイトルと同じ「思いを伝えるということ」です。わたしの抱えるこの思いが、誰かを喜ばせるものであって欲しい、改めてそう感じさせてくれるとても美しい詩で
「俺たちは離れても何も変わらない」?
「地元に戻るかもしれない。」
ある日、彼は朝の電話でそう告げました。
こう考える人もいます。
”この時代、遠距離恋愛なんてものは存在しない。”
飛行機も新幹線も発達したこの時代に、遠距離恋愛なんてものは存在しないのだと。会いたいのなら、会いに行けよ、と。
遠距離恋愛。みなさんはどう思うでしょうか。
映画を見ていてよくあるのですが、しばらく離ればなれになる恋人たちが最後に言葉と交わすシー
そもそも愛ってなんだ。
今日、映画をみました。
『サヨナライツカ』(2010)
辻仁成さんの恋愛小説が原作の映画です。
(日本に婚約者のいる主人公男性が、赴任先のタイで、別の女性と瞬く間に惹かれあっていく、というストーリーです。)
作中にどうしても頭に残るセリフがあって、そもそも愛が何かを考えざるを得ないのです。
サヨナライツカ
いつも人はサヨナラを用意して生きなければならない
孤独はもっとも裏切ることのない友人