突っ込みどころが多くて思わず笑っちゃう『スカイスクレイパー』

この「ザ・ハリウッド」的な感じ、嫌いじゃないよ（笑）
ド派手なアクションと家族愛ってやつね。
ハリウッド映画って、
日本以上に家族の愛や絆が何よりも大事系多い気がする。
アメリカ人、こういうの好きなのかな。

さて、地上900mを超える世界一高いビルが、
テロリストに乗っ取られて火事になり、
取り残された家族をドウェイン・ジョンソンが助けるっつー話なんだけど、
とにかく設定はメチャクチャ怖い。

高所恐怖症の人はけっこうビビるシーン、多いと思う。
俺もそこまで高いところが苦手ってわけではないけど
（とはいえ、10mのバンジージャンプにビビりまくってた過去あり）、
見てて「ひっ」って思うところチラホラあったから。。。
アイアンマンでもスパイダーマンでもないからさ、、、
落ちたらと思うとマジで恐怖しかねえ。。。
というより、常人だったらあんなことしません。

そして、この映画ね、ツッコミどころが多すぎるんだわw
そもそも片足が義足なのに、いくら家族のためとはいえ、
あんな高いビル登らねえだろって。
死ぬって。

あとビルの中に入れなくて、隣のクレーンから飛び移ってたけど、
絶対あんなの不可能だろww
よく映画や漫画で、高いところから落ちたり飛び移ったりしても、
ギリギリ片手で出っ張りとか紐とか掴んで助かってるケースあるけど、
あれさ、落下速度がプラスされるから、
一時的に体重以上の重さがかかってると思うんだよね。
なんかで読んだけど、片手で自動車持ち上げられるぐらいじゃないと、
そんな状態でモノ掴めないらしい（笑）
無理じゃん、死ぬじゃんwww

あとね、粘着テープ手に巻いてビルの外壁登ったりとかするんだけど、
そんな日用品で代用できないから！
手首から糸が出るスパイダーマンでも、
ハイテク装備があるイーサン・ホークでもないんだからさ、
そのミッション、ガチでインポッシブルだわ！！

他にもさ、奥さんが元軍医ってだけでメッチャ強いしよう、
「それ間に合わなかっただろ！」ってタイミングで
間に合ったりしてるしよう、本当にいろいろ、、、
不思議なことが起きてる（笑）

それでも勢いだけでピューって進んでくこの感じ、
嫌いじゃない（笑）

「家族のために」「自ら危険を冒して」「がんばる」
この3つがアメリカ人が好むハリウッド映画なのかね。
今回、わかりやすいぐらいこの3つが出てたけど。

ちなみに本作の舞台は香港なんだけど、
こういう派手なアクションとか、
金に物言わせてすげービル建てたとか、
そういう設定で出てくるアジアの国って、
大体中国とか香港だよねー。

日本が日の目を浴びなくて寂しい（笑）