刑事×チキンの設定が秀逸すぎる『エクストリーム・ジョブ』

2020年公開映画ランキング:2/4
 笑い😂:★★★★☆
 興奮🤩:★★★★☆
チキン🍗:★★★★★

またやってくれましたよ、韓国映画!
『パラサイト 半地下の家族』に続いてメチャクチャ面白かったです。

これ、韓国で歴代興行収入1位、歴代観客動員数2位の記録を持つお化け映画のようです。
でも、それだけの価値があった。。。

僕もね、最初はただの刑事モノだと思いました。
それがまさかの料理モノっていう(笑)

うだつの上がらない麻薬捜査班の5人の刑事がメインキャスト。
彼らは犯人グループが占拠するビルに張り込むため、その目の前にあるチキン屋を買い上げるものの、店の営業を始めたらまさかの大繁盛!
刑事の本職そっちのけで、チキン屋の営業に勤しむっていう笑うしかない展開です(笑)

まさかの「刑事×チキン」という斬新な切り口で、途中から「あれ、これ料理映画だったっけ?」って思っちゃうほど、みんなチキンに没頭します。
それを、個性豊かなキャラクターたちが織り成す掛け合いやらギャグやらで盛り上げていくので、始終笑いっぱなし。

でも、映画のいいところは、チキンのコメディだけで終わらせないところなんです。
ひょんなことから犯人の足がつき、最後は大乱闘にまで発展するのだけど、そこでうだつの上がらなかった5人の本性が暴かれるっていう、これまた胸アツな展開がたまらない、、、!!

設定の秀逸さに加えて、数々の笑い、スピード感溢れる展開、そして大迫力のバトルシーンなど、面白い要素が詰まりまくってます!

最近思うのが、ハリウッド映画はもちろんのこと、韓国映画やインド映画も夢があるというか、「そんなこと絶対ありえないだろ」っていうスケールの大きい作品をしっかり作り込んでくるなって。

邦画は邦画でいい作品が多いのも事実ですが、どうも現実的過ぎるというか、なかなか「夢のある映画」っていうのが少ない気がして。
アクションやファンタジー、SFなんかでは、かなり差がついてきてる気がします。。。(笑)

新年になってすでに4本の新作映画を観ましたが、今のところどれも当たりですね。


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