ここまでつまらないのはめずらしい『ういらぶ。』

あー、これは本当にひどい映画だった。
ハイパーつまらなかったよ。。。
なんでこんなのが映画になるんだって思ってしまうぐらい。

そう思った理由はいくつかあるんだけど、
一番強く感じたのは、主要キャラの行動にまったく共感できなかったこと。

平野紫耀が桜井日奈子のことを好きすぎるがゆえに、
2人の関係がうまくいかないことにビビり、
恐怖政治で支配することで、
「おまえには俺しかいない」感を出し、
その恐怖に浸りすぎた桜井日奈子は
常にまわりにビビりながら生きるという、
見ていてイラつくぐらいに2人がこじらせすぎていた。

それゆえに喜怒哀楽のポイントがつかめなくて、
感情移入もできず、見ているのが辛かったな。。。

他にも、セリフも全体的に某読み感じがあったし、
子供の頃の回想シーンも変にウケを狙っていた感じがするし、
謎の映像エフェクトも寒かったし、
すべてがお粗末すぎた。

「旬な若手使ってていいだろ?」
「こういう展開好きだろ?」
「こういうの笑えるだろ?」
っていう制作側のドヤリが見えるようで気持ち悪さすらあったな。。。

よくゲームとかで有名IPを使った“だけ”のものを
「IPの暴力」とかって言うの聞いたことあるけど、
これもまさに旬な若手というIPを使った暴力のように感じられたわ。。。

出ている役者自体は普通に好きなんだけれど、
これは本当に映画としてダメすぎるというか、、、
いや、ファンには面白いのかもしれないけど、
ちょっと俺にはマジでわからなかったわ。。。

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