コレジャナイ感満載の『アメリカン・アサシン』

6月公開の楽しみ映画のひとつだったけど、
ちょっと待てと。

確か予告では、
「テロリストに恋人を殺された主人公が、
 復讐のためにCIAを利用する」
みたいな言い方だったから、
その設定がすごく面白そうだなと思ったわけさ。

パンピーだったのに、
復讐心だけでCIAに入り、彼らを手玉に取る、
そんな展開を期待したのさ。

しかも、物語開始5分で、
幸せの絶頂から不幸のどん底に陥る振り幅の大きさが、
この後の面白さを匂わせたのさ。

が、しかし。。。
復讐はあっさりと終わり、あとは普通の任務に従事するという、
他のスパイ映画となんら大差なくなってた。
予想とだいぶ違う。。。(笑)

なんで、まあ銃撃戦やカーアクションが激しく、
そういうところは楽しめたのだけれど、
他の同じような映画と比べると、
一般市民が巻き添え食らうシーンが多かった印象。
けっこう流れ弾に当たってたし。
そういう意味では、リアルさを感じる。

なお、主人公を演じたディラン・オブライエンは
『メイズ・ランナー』シリーズでも主役を務めていて、
今後の活躍が期待される若手俳優である。

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