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映画感想

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新旧問わず、映画館で観た映画の感想を書いています。 あくまでも個人の主観なので悪しからず。
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2019年5月の記事一覧

ゴジラ愛に溢れた『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』

2019年公開映画72本中9位。

「モンスターバース」第3作目。
これは、、、すっごいわ。。。
過去のゴジラシリーズの映像を無にできるぐらいの、圧倒的な映像美。
着ぐるみでは限界があるところも、
きちんと表現し切れていて、
ハリウッドの本気を見た気がした。
(エンドクレジットのDigitarl Artistsのところ、700人ぐらいいたけどw)
いやー、『トランスフォーマー』シリーズに次ぐ映像革

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悲しみと若さに溢れた『小さな恋のうた』

2019年公開映画71本中29位。

思ったより悪くなかった。
いや、予告見た時点だと、
昔流行った歌に、若手の役者を当てがっただけだろ
って生意気なことを考えていたけれど、
悲しみと若さ溢れる展開と、
モンパチの歌が意外とマッチしててね、
うん、悪くなかった。

友情とちょっとした恋心はわかるけど、
沖縄という土地柄、米軍基地問題の話も入れてて、
ちょっと要素多いかなって思ったから、
個人的には

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設定の秀逸さに加えて笑いと涙もある『パリ、嘘つきな恋』

2019年公開映画70本中6位。

正直、昔からラブコメはそこまで好きなジャンルじゃないんだけど、
最近思ったのは、新宿ピカデリーで上映されるラブコメは
マジで外れないってこと。
特にフランスのラブコメは設定が面白いなと!

今回もまさにそれで、
主人公のジョスランは50歳を目前にしてプレイボーイ。
身分を偽ってまで女と遊ぶ軽薄なキャラ。

ひょんなことから、彼が車椅子に乗っていたところ、
細身で

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ジャッキー・チェンが珍しくシリアスな『ザ・フォーリナー/復讐者』

2019年公開映画69本中27位。

爆弾テロによって娘を失ったジャッキー・チェンが、
自ら犯人たちに復讐しようとする話。
なんだけど、その犯人の名前を聞き出すために政治家を武力で脅すという、娘への愛に溢れすぎて、
「それアウトだろ」って道に入ってしまうような映画でした。
いくらなんでも爆破とかやりすぎだし、
もはやお前が犯人なんじゃないかってぐらい(笑)

てか、ジャッキー・チェン、もう65歳な

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いろんな映画や漫画の全部乗せ『プロメア』

2019年公開映画68本中6位。

これは想定外だった。。。
想定外に面白すぎた!!

どんな話なのか、まったく知らずに見に行ったんだけど、
言ってしまえばハッチャメチャな消防士の話(笑)

突如、発火能力に目覚めた人間たちがいて、
一部の過激なやつらが火事を起こす中、
火消しに走るチームがいて、
この二者の対立を基本に、
独特なデザインかつ顔も中身も濃いキャラたちが
縦横無尽にスクリーンを駆けま

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よくも悪くもドラマのまんまな『コンフィデンスマンJP ーロマンス編ー』

2019年公開映画67本中51位。

よくここまで騙し騙されの話にできるなと脚本には感心する。
が、しかしだ。
ドラマは全部見てたけど、
個人的にはそこまでハマらずだったので、
映画になってもやっぱりハマらなかった。

「結局、最初から騙してるんでしょ?」
と思ってしまうと、あんまりのめり込めない。
どこでどう騙したのかっていうのも、
すごく秀逸なトリックがあるというよりも、
物語の冒頭から用意周

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科学的なところがまったく腑に落ちない『レプリカズ』

2019年公開映画66本中52位。

いやー、これは正直微妙すぎた。
絶妙なぐらいに微妙。

ロボットに人の意識を転移させる研究をしているキアヌ・リーブスが、
事故で家族を亡くし、自らの研究を応用して、
遺体から意識や記憶を抜き出し、
クローンにコピーして蘇らせる話なんだけど、、、
科学的に納得のいかないことが多すぎたんだよね(笑)

普段はそんなことあんまり気にしないんだけど、
今回は、なぜかす

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主人公が特に何もしない『僕に、会いたかった』

2019年公開映画63本中62位。

はて、これはどうしたものか。。。
海難事故で記憶をなくしたTAKAHIROが、、、TAKAHIROが、、、
特に何もしない話。
漁師として、日々海に出て、
島留学してきた高校生の世話をして、、、
ん、これ何の映画だ?と(笑)

記憶を取り戻す話なのかなって思ったら、
まあ少-しずつその兆候はあったけれど、
まわりの人も無理に取り戻させようとはせず、
母親の意向

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90年代のB級映画感満載の『オーヴァーロード』

2019年公開映画62本中27位。

戦争×ホラーという異色作。
第二次世界大戦におけるノルマンディー上陸作戦が開始された後、
主人公らは敵の通信網を破壊するべく敵地に赴くのだけど、
そこにはナチスが科学実験で生み出したモンスターが待ち構えていた、、、
というB級感全開(笑)

予告すら見ていなくて、何の予備知識もなく行ったから、
最初は普通の戦争モノかと思ってたんだよね。
しょっぱなからけっこう

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薬物依存の日常を淡々と描いた『ビューティフル・ボーイ』

2019年公開映画61本中39位。

薬物中毒の息子を救おうとする父親の話なんだけど、
感動的とかそういうことはなく、
薬物依存者の日常が淡々と描かれていて、
ある意味衝撃的であった。

なぜなら、その息子はごく普通の家庭に生まれた子で、
悪いやつらとつるんでるわけではないのに、
日常生活で薬が手に入り、
(主に海外では)多くの人が若気の至りで軽く摂取する中で、
彼も同様に摂取し、依存していくから

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顔と声がとにかくやかましいだけの『映画 賭ケグルイ』

2019年公開映画60本中54位。

これは、、、微妙だったな。。。
ギャンブル能力だけが評価される学園を舞台にしたギャンブル映画。
(もはやそれ学園の意味あるのかって気もするけどw)

僕は原作もドラマも触れていない身だけれど、
映画は『PRINCE OF LEGEND』と『カイジ』を足して2で割って、
『パイレーツ・オブ・カリビアン』に似た曲を流す、
顔芸満載の内容でした(笑)

もともと学園

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ただのおつかいムービー『バースデー・ワンダーランド』

2019年公開映画59本中54位。

いわゆる異世界モノです。
主人公が知り合いのちいちゃんの家に行ったら、
地下室が異世界に通じてるっていうね。
ナルニアかっ!って思ったけど。

で、そこでは水が枯れてしまってみんなが困っているということで、
その状況を打破できるという王子に会いに行きつつ、
お世話になった村の特産品であるニットを品評会に出しに行くという、
RPGのおつかい的な話。

世界観的に

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ピカチュウがかわいすぎる『名探偵ピカチュウ』

2019年公開映画58本中22位。

思ったより面白かった!
正直、前半は平坦な進みで少し退屈だったけど、
後半のバトルと泣ける展開は、ハリウッド感満載で個人的に好きでした。

もともと2016年に発売されたゲームの実写化らしい。
僕は世代的には初代ポケモンの赤・緑で
小学生のときにすごくハマり、
続く金・銀もプレイしたのだけれど、
アンノーンを複数集めることに嫌気が刺し、
それ以降ポケモンに触れ

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