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映画感想

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新旧問わず、映画館で観た映画の感想を書いています。 あくまでも個人の主観なので悪しからず。
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2018年12月の記事一覧

2018年日本公開の面白かった映画

今年は新作を165本見ました(旧作を含めたら205本)。
年始めに
「2017年は映画を見すぎたから、今年はもっとバランスよく生きよう」
と思ったものの、結局より深みにハマりました。
まあバランスよくなんて生きれないわな。
人生短いので、好きなことしましょう。

今年のトップは文句なしで
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』です。
(ちなみにFilmarksは0.5点刻みでつけてますが、
 

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2018年最高のハッピー映画『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』

これは素敵すぎる映画!!
1年を締めくくるにふさわしい!!
今年は165本の新作映画を見たけれど、
いっちばんハッピーだったわ。

綺麗になりたいと思っている女性や、
自分の見た目が気に入らないところがある人は見た方がいい。
ハイパー「人生気の持ちよう」映画です。

綺麗になりたいヒロインが、
フィールサイクル中に頭をぶつけてぶっ倒れるんだけど、
目覚めたら、、、
「うっそ!あたしめっっっちゃかわ

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思ったよりも涙ボロボロ出た『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』

涙でマスクがビショビショになってしまった映画。

筋ジストロフィーという難病にかかった主人公と、
そのケアをするボランティアの人たちの交流を描いた話。

何がすごいって、映画の中では主人公が病気になったことに対して、
ひとつも文句を言わないんだよね。
むしろメッチャ前向き。
やりたいことや夢を持っていて、
それに向かってひたすら前に進んでるところがすごい。
俺とは大違い(笑)

あまりにもわがまま

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過去作の中で最も男女の情愛が強かった『アリー/ スター誕生』

アル中のおっさんと才能ある姉ちゃんの映画。

歌手を夢見るレディ・ガガが、
大スターのブラッドリー・クーパーに見出され、
トントン拍子でトップに登りつめる一方で、
アル中のブラッドリー・クーパーは
どんどん落ちぶれていくという立場逆転劇で、
そんな中での2人のラブストーリーが印象的だった。

あのレディ・ガガが映画に出るってんで気になってたんだけど、
調べたらこの映画、今回で3回目のリメイクなんだ

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インターネットと関わる人は絶対見た方がいい『シュガー・ラッシュ:オンライン』

すごいすごいすごい!
これマジすごいわ!
インターネットに身を置く人は見た方がいい。
(まあ、今の時代ほとんどの人がそうだけどw)
あそこまでインターネットの世界を
わかりやすくデフォルメしてあるのはすごいと思った。

インターネットの世界観や各ネット企業の特色、
検索エンジンやオークションの仕組み、
ポップアップ広告、動画投稿とそれに対するいいねや中傷コメント、
ウィルスやバグなど、ネットに関わ

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バスケのおかげで救われた『春待つ僕ら』

青春ですね。
部活に恋愛に友情に。
「大事なものがひとつあれば強くなれる」
いいねぇ(笑)

さて、予告を見た限りだと、
量産型高校生純愛映画だと思ったのだけれど、
フタを開けてみれば、想像していたよりもよくて。

その理由はバスケ。

これは完全に個人的な好みなんだけど、
恋愛映画でも、恋愛以外に打ち込めるものがある方が、
面白く感じるんだよね。

そんな四六時中恋愛ばっかしてられないじゃん、普

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『デトロイト』のようなアメリカ社会の闇が根づく『マイ・サンシャイン』

これはアメリカ社会の闇を見ているような感じだった。。。
『デトロイト』と似ている。。。

ロサンゼルス暴動がこの映画の背景。
ハル・ベリーとダニエル・クレイグがその暴動に巻き込まれていく
っていうのがこの映画のメインストーリー。

俺はその事件のことは知らなかったのだけど、要は黒人差別である。

スピード違反をした黒人男性を
白人景観らが執拗に暴行を加えた
ロドニー・キング事件。

当時15歳だっ

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中島健人の顔芸映画『ニセコイ』

コッテコテのラブコメだったけど、
目立ったのは中島健人の顔芸(笑)

これジャンプなんだよね。
原作読んでないけど、原作に寄せているんだろうなという感じはした。

ただやかましいし、ノリは銀魂の劣化版みたいな感じだったので、
正直、そこまで面白いわけではなかった。

とりあえず中島健人と中条あやみ出しとくか!みたいな。
相変わらず、中条あやみはかわいかったけど、
個人的には金髪よりも黒髪の方が好き

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バトルが果てしない『ドラゴンボール超 ブロリー』

いや、面白かったよ?
面白くはあったんだけど、何かが引っかかる。

そう、バトルと絵だ。

この映画は過去のブロリー作品はなかったことになっており、
完全にブロリーと「初めまして」から始まる。
もちろん、惑星べジータが消滅するくだりはそのままで、
冒頭にそのシーンがあるのだけど、
そこはちょっと泣きそうになるほど感動的だった。
(どうせなら、バーダックがフリーザに立ち向かうところまで
 やって欲し

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真の意味でのスーパーヒーロー映画だった『パッドマン 5億人の女性を救った男』

あのね、これは本当に面白かった。
面白いビジネス映画。
いや、真の意味でのスーパーヒーロー映画とも言える。
アメリカにはスーパーマンやスパイダーマンがいるけど、
インドにはパッドマンがいる。
まさにその通りだなと。
女性以上に女性のことを考えている主人公のひたむきさが心に染みました。

話としては、主人公が安価な女性用の生理ナプキンを作るというもの。
2001年のインドでは生理用ナプキンが55ルピ

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吉田羊の振れ幅がすごい『母さんがどんなに僕を嫌いでも』

これは想像以上によかった。
もうずっとスクリーンに釘付けで。

幼い頃に、虐待されながらも、
母親の愛を求めた息子と、
その母親の交流を描いた作品。

タイトルにも書いたけど、吉田羊の演技がすごい。
子供を殴るわ蹴るわ罵声浴びせるわで、
この前見た『ハナレイ・ベイ』と180度違う役どころにびっくり。
あれは息子を亡くして10年も想い続ける話だからね。
こっちはその息子を愛せなくて暴力振るってる。

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俺が好きなの全部乗せだった『ステータス・アップデート』

これはよかった。
大好き。
アメリカの王道ハイスクールコメディって感じでマジ面白かった!

本当にアメリカの高校生活あるあるなんだけど、
転校してきてスクールカースト底辺だった主人公が
魔法のアプリを使って、瞬く間にトップに登りつめるというもの。
しかも、日本で知られている有名な俳優がほとんど出ていないんだ。

もうね、いろいろてんこ盛りで。
ミュージカルシーンに、中国武術を駆使した喧嘩、
スポー

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おとぎ話のような世界観の現実再現度が卍解している『くるみ割り人形と秘密の王国』

いやー、安定のディズニーっすわー。
何なの、映像の魔術師集団なの?って。
あのおとぎ話の世界観をよくCGでここまで出来るなと。
邦画では絶対無理ゲーだと思う。

しかも、街並みやお城、衣装やメイクに至るまで、
色使いがすごく綺麗で、絵本の世界の現実再現度が卍解してた。
俺もキーラ・ナイトレイみたいな顔になってあんな衣装着て、
キーキー言ってみたいわ(笑)
それぐらい、夢があった。

中でも特にすご

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