見出し画像

㊶夢を見るのは楽しいが、掴みにいくと結構キツい〜ハラを決めるのが大事

あきらめ切れずに、最後の悪あがき。シンガー・ソングライターのプロを目指し、60歳を越えてから通いはじめたボーカルスクール。その顛末やいかに。


初めてのオープンマイク

ボーカルスクールを随分とサボってしまい、レッスンが溜まってしまったのを機会に、プロコースをやめて一般コースに切り替えたのが5月末。その前後3ヶ月は全然、歌唱のトレーニングをしていなかったので、かなり発声がダメになっている感じでした。

そんななか、知人のライブを見に行ったり、仲間内の会合でちょっと歌うなど、地味〜に、音楽活動をしていました。

ライブを見にいった知人から誘われたのが、オープンマイク。ライブハウスとかで、その場で参加し誰でも歌えるイベントで、そういえば遙か昔に1回参加したことがあります。

そのオープンマイクは、カラオケ持参でも、弾き語りでもOK。なおかつ参加費が¥1000+1ドリンク代のみで誰でも参加できるし予約も不要と言うことで、参加してみることにしました。何より有り難いのは、ノルマがないことですよね。

聞くと、いろんなオープンマイクを渡り歩いている人もいるらしく、なんか自分の知らない世界です。ひとりで行くのは心細いので、その誘ってくれた方と一緒に行こうとなりました。

多分和気あいあいと進むイベントだろうなと思いつつも、知らない人の前で歌うのは久々なので、1回レッスンを取ることにしました。予定の2曲を先生の前で歌うも、いや〜ひどい。全然歌えない。

そうはいってもオープンマイクの日程は近いし、いくつかのアドバイスをもらい、当日はカラオケボックスでウォーミングアップしてから望みました。

結局4曲歌えることになりましたが、2曲がカラオケのみのハンドマイク、1曲がオケ+生ギター、もう1曲がアコギの弾き語りです。

相棒のカホンT氏に映像を見てもらいましたが、なかなか厳しい評価。私自身は、歌っているときはわりかしご機嫌でしたが、あとで映像を見ると気になることばかり。

実は先生には、ギター持たずにハンドマイクはなかなか難しいよ、と言われていたのです。そのうちの1曲がコレです。

ご評価は皆さまにお任せすることにしますが、自分が気になったのが、首の位置です。もともと、首が前に出がちだったのですが、結構ひどいです。ボーカルスクールでも指摘されて、随分良くなっていたと思っていたのですが、悪いクセが出ていて、かなりがっかり。

ハラを決めるのが大事

首が前にでると息が通らなくなって、声がつまりやすくなるんですね。でもなぜか首を前に出してしまいます。あと、できていなかったと気がついたのが、ハラを使って歌うコトです。これが、声を出すときに一番大事だなと思っています。

よく「ハラの底から声を出す」とかいいますが、私が1年間のボイストレーニングで得た結論は、良い声はハラの底からでてるわけではないということ。ハラの底から声を出すと言う表現は、歌の上達を妨げると思います。

良い声を出すために力を入れるべきは、ハラの底・下の方ではなくて、横隔膜を引き上げるような感じで、ハラと言うより胃のあたりを絞りこむようにする、が自分なりの正解です。こうすることで、声量も音程も息のコントロールもうまく行く気がします。

さらに腹斜筋でヨコから挟み込むようにすると、なお良い感じでも。でも、それもあまり力む感じでなく、自然に腹筋が動く感じが理想です。

この感覚、昨年末とかは掴んでいたのですが、レッスンを随分サボって忘れていました。何ごとも継続が大事ですね。

さて、音楽とどう向き合うかもハラを決めないといけないです。次回は前々回の予告通り、プロモーションに関して書きます。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?