こんにちは。本日は、テイクアウト需要などで町中でもよくみかける、キッチンカーについてみていきたいと思います。

キッチンカーは、ケータリングカーやフードトラックなどと呼ばれ、特に食品の調理を目的とした設備を備える車両の一般名称です。キッチンカーは、固定店舗と違いそこでしか出会えないような特別感があるのがポイントです。普段買わないような食べ物でも、イベントでキッチンカーを見かけた買ってしまうという方もいるかと思います。固定店舗ではなかなか食べられないようなオリジナリティ溢れるメニューが並んでいることもあります。

ビルの空きスペースとフードトラックのリースなど様々な形でフードトラックビジネスの運営をサポートしている株式会社Mellowの榊陽子さんによると、新型コロナウィルスの影響によりオフィスワーカーもランチは外食よりもテイクアウトを利用するようになっており、5月の緊急事態宣言時の売り上げは落ち込んだものの、現在では持ち直していてフードトラックの需要が増えているとのことです。

また、自治体でもキッチンカーを使った実証実験が行われています。世田谷区では新型コロナウィルスの拡大により影響を受けた区内業者の支援と新しい生活様式への対応に向けた区民の利便性の向上につなげることを目的に、区有地へのキッチンカー出店スペース創出に向けた実証実験を行うことを決めました。民間企業との連携を推進するため、区が行政テーマを設定する「テーマ設定型」の一環で「区有地を活用したキッチンカー等移動販売の実証実験における協力」連携事業者を募集。応募のあった事業者の中からMellowを選定し、連携して実証実験を実施することになりました。区では実証実験の結果を踏まえ、出店場所や営業時間などを精査し、来年2月ごろを目標に定期出店へとつなげていきたいと言っています。

また、新潟市は今月21日、同市中心部にある弁天公園(中央区南万代町)で公園の利活用を探る社会実験を始めました。キッチンカーが出店し、仮説のテーブルとベンチを設置。まちなか活性化に取り組む市は、回遊性向上の一助となるような公園の在り方を模索したい考えです。弁天公園は市が重視する新潟駅ー万代ー古町の「都心軸」に近接。今回の社会実験はまちなかの公園の利活用を検討する判断材料と位置付けています。社会実験は27日まで、仮説ベンチとテーブルは終日設置します。市公園水辺課の高島康憲課長は「こうした取り組みを継続し、公園の利用者を増やしていきたい」と語っています。

https://www.niigata-nippo.co.jp/news/local/20201022576328.html



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