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Google検索の表示について再調査

まずは、2つの記事の紹介をします。

①日本経済新聞より

米グーグルが検索サービスに生成AIを導入し、年内に世界で10億人以上が利用可能となるというニュースが発表されました。

これにより、ユーザーは迅速に情報を得られる可能性が高まりますが、コンテンツ提供者へのアクセス減少が懸念されています。

生成AIの適用範囲は段階的に拡大予定ですが、全てに適用されるわけではありません。

ネット検索の未来とグーグルの役割が試される時代が到来したと考えられています。

②gori.meより

Googleは検索結果の連続スクロール機能を廃止し、ページネーション方式に戻すことを発表しました。

デスクトップ版は6月25日から、モバイル版は数か月以内に変更予定です。

連続スクロールは自動的に次のページを読み込む機能でしたが、検索結果の満足度向上に寄与しないことが判明したためです。

これにより、SEOやユーザーのクリック行動にも影響が出る可能性があります。


いきなり2つの記事を紹介しましたが、結局のところ、ユーザーがGoogle検索した際にどのように見えているのか改めて確認するコラムなっております。

改めてSEOを強化していきたい方やSEO初心者の方にご参考頂けたら幸いです。


1.Googleでの検索方法について

あるサイトが表示されるまでには、ユーザーが何かしらの検索を行う必要があります。

キーワードを入力して検索する方法や音声で入力する方法、画像を使用する方法などがあります。多少言い間違えがあってもGoogleが正しく修正してくれることもあります。

また、上記検索方法以外にも「隠しコマンド」と呼ばれる検索方法があります。詳細は割愛しますが、ご興味がある方は下記リンクもご確認ください。

ここまでは前提として、どんな検索をしているのかを念頭に置きつつ、今回の本題である『Googleで検索した際、どのように見えているのか』を説明していきます。


2.検索後に表示される情報とは?

Google検索の精度を高めたり、新しい方向に拡張するためには、検索オプション、フィルタ、トピック、演算子が有効です。

フィルタには動画、ニュース、画像、ウェブなどがあり、演算子を使って特定のサイトや語句を除外できます。

検索結果には関連する検索結果や他のキーワードが自動表示されます。設定オプションで言語フィルタやセーフサーチを使い、検索結果をカスタマイズ可能です。


3.実際の画面はどのように表示されているか

Google検索でキーワード検索をした際どのように表示されているのか、実際の検索結果画面を基に説明します。

まずは、「カフェ 東京」と調べた場合です。実際に検索した後は、図の左側のように検索結果が一覧で表示されます。

ただ、赤枠で囲った検索バーの下にも注目下さい。はじめは「すべて」が選択されていますが、「地図」「画像」「ニュース」などの選択もできるようになっています。一覧で表示された内容以外の方法でも表示させることができます。

「地図」を押すと、図の真ん中の通り、Googleマップと該当するお店の概要が表示されます。また、「画像」を押すと、関連画像のみが表示されるようになります。

ここで、別の検索結果(物(モノ))も見てみましょう。

「Amazon 本」と調べた場合の検索結果画面が、上記図の通りになります。
検索バーの下に注目すると、「ショッピング」「ニュース」「画像」といったように「カフェ 東京」の検索結果とは違う並びになりました。

実際に「ショッピング」を選択すると、Amazonで販売されている書籍の一覧を見ることができます。

最後に、「indeed」(情報)を検索してみました。検索バーの下は、「ニューズ」「動画」「画像」となっています。

確かに、検索結果の画面上には、スポンサーやSEO対策された記事問わず、検索キーワードと関連した記事が表示されます。

それだけではなく、「場所」、「モノ」、「情報」のジャンルごとで求められる情報が変わる事も念頭に置いておくと、どんな情報を提供すればよいかの参考になる場合があります。


4.広告枠が変更される?

Googleは検索広告の配置変更を発表しました。
(参考記事は全日本SEO協会からまとめております。)

これまではオーガニック検索結果の上に表示されていたリスティング広告が、今後はオーガニック検索結果の横や下に表示されることがあります。

この変更は、SGE(Search Generative Experience)実施に備えたものと考えられ、生成AIによる結果が目立つようにするためです。

Googleは様々な広告表示方式を試しており、広告収益を維持しながら検索体験を向上させることを目指していると言われております。


5.ハッシュタグ検索について

Googleは2024年6月にハッシュタグ検索機能を発表しました。

ハッシュタグを用いた検索機能を追加し、最新のトレンドやニッチな情報をより簡単に検索できるようになりました。

これにより、ソーシャルメディアや他のインターネット媒体からの情報を検索結果に表示できます。

日本語はスペースを挟まないため、長文のハッシュタグが利用されており、例えば「#写真好きな人と繋がりたい」などが一般的です。

ハッシュタグを付けて検索すると、タイムリーな話題やニッチな情報が表示されます。一般の検索とは異なり、タイムリーさが重視され、ソーシャルメディアやブログから最新情報が得られる特徴があります。

ハッシュタグ検索は日本国内のみで利用可能で、今後新たな検索トラフィックの経路になる可能性があります。


実際に「#indeed」で調べてみると、「ハッシュタグ付きの検索結果」という表示になりました。

ハッシュタグをつけた記事が表示されるようになり、私が書いたコラムも表示されていました(赤枠参照)。

また、必ずしもハッシュタグ検索をした場合のみではなく、例えばビッグワードで検索した場合でも表示される場合があります。

例で「indeedplus」という検索(上記図)をしました。すると、「関連する質問の下」に「#indeedplusを含む投稿」という項目が表示されていました。

この項目も先ほどと同様、ハッシュタグをつけた記事が表示されるようになり、私が書いたコラムも表示されていました(赤枠参照)。


6.まとめ

ユーザーがGoogleでキーワード検索をした際、『どのように見えているのか』をまとめました。

今後、仕様が変わり従来の方法では通用しなくなる可能性もあるので、引き続き最新情報を見ていきましょう。


ここまでお読みいただきありがとうございます。

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