Chai and Tom

大手金融機関管理職の哀愁サラリーマンです。FXをファンダの視点からコメントしていきます…

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大手金融機関管理職の哀愁サラリーマンです。FXをファンダの視点からコメントしていきます。2016年ファイスタ総資産第2位。30年金融機関のサラリーマンの顔と、もう引退しましたがクラブDJを六本木や西麻布で続けてきました。

最近の記事

年末、来年に向けての相場展望

円安のニュースが連日報道されているが、10月からの動きは米ドル一強というのが正しい。米中に経済依存の日本は中国のゼロコロナ政策が解除の目処がつけば本格的なインバウンド需要で日本株、日本円が本格的に買い戻しされるタイミング。 FRBの利上げ幅縮小の観測が強まれば米ドル一強も解消される。 もちろん、日銀介入も150円近辺ではG20でも各国に介入の理解を求めた以上、介入する公算も高い。心理的な部分でも米ドル円150円は近くて遠い壁と感じる。 FRBの役割は物価の安定と雇用の安定。

    • 急激な円安の背景 9月の相場展望

      7日、急激な円安でドル円144円38銭まで上昇しました。DXYを見てもドルが買われているというより、円が徹底的に売られているのがわかります。 改めて米国の各経済指標を背景にFRBの金利上昇幅が高く見込まれている事が1番の大きな主要因です。 日本としてはこの急激な円安が進んでいるにも関わらず、国債の購入(買いオペ)を500億円増額し、5500億円にした事で更なる緩和行動に更に円安に拍車をかけている状況です。 今の円安を止めるにはFRBの金利上昇幅が縮小するか、日銀の円買い介

      • 8月の相場展望

        ドル円、豪ドル円と急落し、前回記述した予想通りの展開になっています。ここから、更に下を掘るか、或いは急反発するか、あるいはダラダラした展開か。 現状、イールドカーブは相変わらず逆イールドの状態、銅や原油も冴えない動き、利上げは既に折込済みという観点から見ると、おそらく急反発でまたドル円が140円を目指すというよりはレンジ相場を8月は繰り広げる展開が強いと見ています。 130円〜134円くらいで8月は動くと見ているが、 お盆休みはもちろん要注意。 米国債は10年、30年は今の

        • これからの相場展望

          先週、今週とダラダラとした弱気な相場が続いてます。 本日は原油が100$を割り、景気先行指標の銅も毎日急落しております。米国債のイールドカーブがしっかりと順イールドにならないとリスクオンの雰囲気にはなりそうに無いのが今の相場感。 米国債10年利回りが2.5%で順イールド、景気先行指標の銅が3.0近辺まで落ちてようやく本格的なリスクオンムードになる気がする。 それまではダウも日経も弱気、ダウももう一度30000$を下抜け、日経も25000円を下抜けが一旦の目安か。為替はドル

        年末、来年に向けての相場展望

          ドル円の先週からの続落

          先週からドル円がダラダラとジリ安の流れが今日月曜の東京タイムも継続しています。今回のコラムで4回目の記事になりますが、一貫して円高になる事を書いてきております。 理由は今まで溜まってきたドルロングポジションを解消したい。そのためのキッカケとして日本は新政権に移る。菅新総理は海外からの知名度が低い。外交不安がある。海外からの見方はただそれだけです。 二階幹事長と親交深い菅総理は対米、対中政策をどうするのか。親中派の二階幹事長をトランプは嫌っています。米寄りの姿勢を菅新総理が

          ドル円の先週からの続落

          菅総理誕生の週 今週の相場を考える

          先週のDOW、為替、商品の動きを見て考えることはDXY(ドルインデックス)とダウの相関性。 DOW、NASが強い限りDXYは下げるということです。VIXが一時30超えてDOW急落の場面もありましたが、2日後にはVIXも下がり、DOWは上げました。 DXYは反比例して92〜93台をウロウロしていますが DOWが上げている限りはこのレンジか下に深掘りするでしょう。 菅総理誕生祝儀相場で日経は上げるはずです。日経は最近、ドル円やDOWに対して影響が軽微です。 米国債利回りが週末大

          菅総理誕生の週 今週の相場を考える

          9/3ダウ暴落 9/4雇用統計控えて

          先週末より予兆はありました。前回記述したものを見ていただければわかりますが、ゴールド売りの流れは変わらず、ドルインテックスは上昇してきてます。 日本は菅さんの総理確定の動きで日経は強い動きです。ダウが暴落しても大した下げではありません。ソロスの5大商社株の大量取得もインパクトありました。 Twitterでも発信していますが、ダウはここまで来ると上値は重いです。余ったお金の流れは日本のバリュー株に一部流れているのは間違いありません。 ダウ、日経が上昇する中、バリュー株は反応示し

          9/3ダウ暴落 9/4雇用統計控えて

          安倍首相辞任後の日経と為替

          安倍首相辞任でクロス円の急激な下落。NY時間まで徐々に円高傾向が進みドル円は105.20まで円高が進んだ。一時的なものと思ったがNYまで継続するということは一時的ではない。コロナ禍をきっかけに安全通貨の役割を果たせなかった日本円。昨年からの違和感を感じたら人も多いでしょう。コロナという有事の中で買われたのは豪ドルや、ユーロでしたから。 日本人からすると安倍首相から他の首相に代っても経済政策は対して変わらないだろうと思いますが、海外の反応は違いました。日経も300円超の下落で

          安倍首相辞任後の日経と為替