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金曜日の随筆:飯田駅周辺散策

また運命を動かしていく金曜日が巡って来ました。2023年のWK13、弥生の伍です。事業年度ベースでは、本日が2022年度の最終日という企業も多いかもしれません。本日は、長らく続いていた金曜日臨時休業の最後のお休みということで、やろうと思えば、やれる仕事はあったものの、お休みを頂くことにし、青春18きっぷ(2023春)を使って、JR飯田線の普通電車の旅を楽しみまし。本日はその旅行記です。

意外と時間のかかる松本-飯田

長野県飯田市は、長野県内の市町村で人口・面積ともに5番目(95,442人、658.66㎢。2023/3/1現在)にランクしており、南信地方の中核都市と言ってよいでしょう。

長野県の辰野駅と愛知県の豊橋駅とを結ぶJR飯田線は、路線距離195.7km、全94駅と地方路線ではかなり運行区間が長く、山間部を抜け、停車駅も多いせいか、直通電車では6時間以上かかります。

鉄道好きビギナーの私としては、今年夏こそ飯田線全区間制覇を目指す予定です。本日は途中の飯田駅で途中下車し、飯田駅周辺の主要スポットだけを駆け足で巡り、再び松本へ帰ってくるという計画を立てました。

岡谷駅9:45発の豊橋行き普通電車に乗り、2時間30分かかって飯田駅に到着しました。駅舎は赤い屋根がアクセントになっていました。

JR飯田駅

焼肉か、飯田ラーメンか、結局‥

本日の飯田訪問の主目的は、ランチです。駅の改札を抜け、駅から伸びる大通りを進んでいきました。1947年4月20日に発生した飯田大火で、市内中心部の約8割が焼失した後に作られた各種リンゴの木が植えられている並木通りを右折、通り町1.2交差点を左折して、銀座通りにやってきました。この辺りが一番の繁華街のような感じです。

飯田を有名にしているのが、焼肉です。市内にな焼肉店が非常に多く、人口比あたりの店舗数で日本最多のようです。真偽は確認しておりませんが、コンビニエンス・ストアの数より焼肉店の数の方が多い、という話です。ただ、本日訪れたねはまだランチの時間帯で、開いている店も限定的でしたし、ひとり焼肉を決行するような気分ではありませんでした。次回は、泊まりがけで夜にやって来たいと思っています。

もう一つ事前のリサーチで気になっていたのが、『飯田ラーメン』というジャンルでした。シンプルな醤油味で、麺に特徴があり、チャーシューワンタン麺の名店が数多くあるということでした。そのうちの一つ、上海楼を目指して店に到着すると、既に長蛇の列になっていて、かなりの人気店であることが伺えました。

待つ気分でもなかったので方針変更で、隣にあった銀座ハンバーグさんに入り、少し豪勢なランチとしました。かかっていたデミグラスソースも、ハンバーグも大変美味で、大満足でした。

銀座ハンバーグにて

飯田市立動物園

お腹が一杯になったので、帰りの電車に乗るまで市内を散策することにしました。あてなく歩いていると、昭和初期に大活躍した蒸気機関車D-51が展示されているのを発見しました。風雪を経て外観にはかなりの痛みがあるものの、ありし日の雄姿を髣髴させる面構えを維持しています。

D51①
D51②
D51③

あと個人的にとても好感を持ったのが、市立動物園でした。1947年の開業で、入場無料なのがありがたいですし、こじんまりとはしているものの、園内には気配りと工夫が凝らされていて、歴史の力を感じさせました。愛らしい動物達とも対面でき、心がほっこりしました。園内の桜も満開で、見事でした。

市立動物園①
市立動物園②
市立動物園③
市立動物園④
市立動物園⑤

駆け足で、慌しい滞在でしたが、充実のプチ旅でした。

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