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プロランナー・川内優輝選手について

私は、マラソンランナー、川内優輝選手のファンです。どんなに苦しい展開になっても極限まで粘って、最後まで全力を絞り切る姿勢に惹かれます。特定の指導者には師事せず、普段の生活や練習メニューも自分の頭で考えています。自らのスタイルを貫いて、自己責任で突き進んでいく姿がカッコいいなあと思っています。

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ひたむきに努力している筈なのに、あまり悲愴感を漂わせず、少しとぼけた感じのキャラクターもほっこりさせます。

32歳という長距離ランナーとしてはベテランに差し掛かかろうかという年齢になって、これまでこだわってきた公務員ランナーという立場を捨て、プロランナーに転身しました。人生の計算も出来る戦略家だと思います。座右の銘である『現状打破』を繰り返す生き方が素敵です。

マラソンランナーとして今も日本トップクラスの実力があるのに加え、自分の個性を立たせるマーケティング能力も優れていると思います。プロへの転向表明で、早々に4つの企業とスポンサー契約やアドバイザリー契約を結べたのは、彼の価値が世の中で認知され、評価されている証拠です。

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また、『旅行が好きなので、世界中のロードレースに出て、世界中を旅したい』と天真爛漫に夢を語ります。純粋に走ることが好きで、走ることを武器にもう一つの好きなこと(旅行)を実現している人です。本人は、目先の世界選手権やオリンピックだけに競技人生を捧げる訳ではなく、息長く楽しみながらライフワークとして走り続けたいようです。

彼なら40歳を過ぎても現役の一線でやれるような気がします。彼にとっては、走ることが生活の一部となるプロランナーは天職ではないでしょうか。公務員生活を過ごした経験もあるので、大きく生活が崩れることもないでしょう。これまでに存在しなかったタイプのランナーだと感じます。年齢的には私よりも20歳近くも年下ですが、好きなことをして生きていくを体現しているお手本として、その動向を注目しています。

川内選手は、今年元長距離ランナーだった奥様と結婚して家庭も持ち、私生活でも新たなスタートを切りました。これからも常識に囚われない様々な挑戦を続けていくことでしょう。4月に立ち上げた彼のTwitterもフォローしていますが、几帳面な性格なのか、凝り性なのか、こまめに更新されていて、なかなか楽しませてくれます。

まずは目先の目標と公言している灼熱のドーハの世界選手権マラソンでの大活躍を期待しています。一発でかいことをやってくれるでしょう。

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