旅の記録2021:①益田・萩 9/16-18
本日は、島根県・山口県を巡る旅の一日目の記録です。
緊急事態宣言中にすみません
今回は、23年振り3回目の島根県と29年振り3回目の山口県を旅します。
今年5月に最後の未踏県だった高知県を旅行して、悲願の47都道府県制覇を達成しました。貯め込んできたマイルの期限切れ対策で、次の目的地を考えていた際、島根県も山口県も前回の訪問から長らく遠ざかっていたので、再訪したいなあと考えていました。
もともとは、7月に予定していた旅でしたが、緊急事態宣言の発出状況を睨みながら、延期延期を繰り返していました。そろそろ日程調整するにも限界にきているので、1泊2日の弾丸で強行することに決めました。
羽田〜萩・石見
最初の目的地は、萩・石見空港です。羽田発8:10のANA便に乗り、日本海の上を飛びます。上空から地形が綺麗に見えました。
機体は昔よくお世話になったA320です。最近のANA国内線はB787が主流になってきていますが、私はエアバス推しです。最新の座席に置き換えられた3-3の座席配置は、中距離路線ではまだまだ働けそうです。
飛行機を降りる時に流れる動画が、従来の歌舞伎の舞台裏映像から葉加瀬太郎とANAの方々がテーマ音楽を演奏するものに変更になっていました。結構いい出来でした。
萩・石見空港から路線バスで、最寄りで一番大きな町である益田に出ます。島根県の主要市には、浜田・大田・益田と「だ」のつく地名が多いですね。
では、万全の感染対策で楽しんでいきます。
益田
日本海に面した益田市は、山陰と山陽を連結する交通の要衝として栄え、旧七尾城(益田城)を中心に市街地が広がる城下町です。
益田の一番有名な偉人は、当地で83歳(87歳説あり)の生涯を閉じた、室町時代の画僧、雪舟でしょう。詳しくは知らない人物だったものの、雪(ゆき)の舟(ふね)と書いて、雪舟(せっしゅう)は美しい響きで、ずっと頭の片隅に残り続けていました。
次の目的地に考えている東萩行きの電車は、13:11発です。今回は山陰線に乗って日本海の景観を味わうのも旅の目的なので、益田で2.5時間程過ごすことにします。調べると、雪舟の郷記念館と大喜庵、雪舟の墓のあるエリアが、益田駅からは約1.8㎞、歩いて20分弱なので丁度いい目的地になりました。
最後こそ上り坂になりましたが、記念館まではほぼフラットアクセスです。館内や墓などを約30分ほど見て回りました。駅に戻る途中、昼食に立ち寄ったうどん屋さんで食べた、冷やし鶏天うどんが絶品でした。
益田〜東萩
益田駅のいい感じのレトロな雰囲気も、東萩までの海沿いの風景も趣きがあって素晴らしかったのですが、あいにくスマホのバッテリー切れで写真を撮れませんでした。予備のバッテリーも使えず、万事休すでした。
萩
幕末の主役を務めた雄藩、長州藩の城下町にして、独特の魅力を持つ萩は、初めて訪れた29年前にも魅了されました。
東萩駅近くのビジネスホテルにチェックインして、バッテリー充電中に散策するルートの計画を練りました。明日は台風14号接近で悪天候になる可能性が高かったので、今日は、前回(といっても29年前)に行けなかった明治の産業遺産群を優先することにしました。
東萩から越ヶ浜方面に進み、反射炉と恵美須ヶ鼻造船所跡に寄ります。私の観光は基本徒歩です。トータル10㎞程度なら、躊躇なく歩きを選択します。
戻る途中に萩しーまーとに寄り道して、夏みかんソフトで休憩です。
萩しーまーとから松陰神社前までは、1回100円の市内周遊バスを利用させてもらいました。今回の旅で、松陰神社と松下村塾はマストと考えていました。やはり、気持ちが清められます。伊藤博文生家、松陰像や生家跡なども汗だくになりながら、慌ただしく周りました。
夜はお店が空いてなさそうなので、ホテルの部屋でひとり晩酌します。
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