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Markover 50と音楽

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Markover 50がこれまでに出会ってきた好きな曲、好きなアーティストの思い出をコラムにします。
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2021年4月の記事一覧

あの頃好きだった曲❸…『島唄』

本日のnote、『その頃好きだった曲』の第三回は、歌詞の裏に込められたもう一つの物語の意味を知ることで別の思いを抱きながら聴くようになったTHE BOOMの『島唄』です。 深い意味を知らずにカラオケで熱唱していた頃この曲(オリジナル・バージョン)が大ヒットしていた1993年、私は社会人3年目の若手会社員でした。この曲に出会ったのは、取引先の人と仕事終わりに飲みに行き、二次会でカラオケに行った際です。 初めて聴いた時から、心の琴線に触れる素晴らしい楽曲だと思いました。しばら

私の好きだった曲⑤:シーズ・オブ・ラブ

本日は『私の好きだった曲』シリーズの第五弾で、ティアーズ・フォー・フィアーズ(Tears For Fears)『シーズ・オブ・ラブ Sowing The Seeds Of Love』です。 今、再評価が必要な楽曲この曲は、イギリス・バース出身の二人組、ティアーズ・フォー・フィアーズが1989年に発売した3枚目のアルバム『シーズ・オブ・ラブ The Seeds Of Love』に先行する形でシングルカットされ、全英チャートで5位、全米チャート(Billboard Top 10

私の好きだった曲④:愛していたい

本日は『私の好きだった曲』シリーズの第四弾です。ハート『愛していたい All I Want To Do Is Make Love To You』について当時の思いを綴ります。 バンド絶頂期の大ヒット曲この曲は、ロックバンド、ハート(Heart)が1990年に発売した通算10作目のスタジオ録音アルバム『ブリゲイド Brigade』に収録されています。 アルバムからのファーストシングルとしてリリースされ、ビルボードTop100シングルチャートでは最高2位を記録し、ハート唯一の

あの頃好きだった曲❷… 慟哭

本日は、4月1日エイプリルフールです。沢木耕太郎氏のエッセイによれば、かつてエイプリルフールは、バレンタインデーやクリスマス以上に盛り上がる国民の一大イベントだったようですが、現在の注目度は、おそらくハロウィンにも抜かれているでしょう。 私の本日のnoteのテーマも、エイプリルフールとは全く無関係で、『あの頃好きだった曲』の第二回、『慟哭』です。 30年近く前の歌『慟哭』は、1993年に工藤静香が歌ってヒットしました。彼女の代表曲と言ってよいでしょう。作詞は中島みゆき、作