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Markover 50の人生後半戦を愉しむ

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人生後半戦を愉しむ! 人生後半戦を「二毛作目」と捉えて、日々挑戦する中で学んだこと、気付いたこと、時に弱音なども綴っていきます。
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2021年1月の記事一覧

石油についての話

石油についての話

本日は、地球上の利用可能な化石燃料資源の内、戦略資源と考えられている石油についての考察です。私が普段扱っているテーマとはちょっと毛色が違い、些か唐突感はありますが、メモに残します。

石油を巡る不思議『石油資源は後30年程度で枯渇する……』という話は、私の小中学生の頃からありました。人類文明繁栄の基盤を支える石油がなくなると大変なことになる…… 私は当時この話を聞いて、将来に大いに不安を抱きました

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サラサーテとラロの物語

サラサーテとラロの物語

本日のテーマの元ネタは、NHK教育テレビ『ららら♪クラシック』で放送された「天才×遅咲き“スペイン交響曲”〜サラサーテとラロ〜」です。クラシック音楽に疎い私は、今このタイミングで書いておかないと、サラサーテとラロの名前すら忘れてしまうと思い、付け焼刃の情報を足して書いています。

天才演奏家、サラサーテパブロ・マルティン・メリトン・デ・サラサーテ・イ・ナバスクエス(Pablo Martín Mel

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労働力を売って生きる人が知っておくべき大事なこと

労働力を売って生きる人が知っておくべき大事なこと

先日noteを書いた『100分de名著 資本論』の中で、特に重要だと感じた第2回の『なぜ過労死はなくならないのか』から掘り下げたいと思います。今さらながら、資本主義社会で労働力を売って生きる人が理解しておくべきことを整理します。

労働者の持つ二つの自由資本主義が支配する社会では、終わりなき価値増殖ゲームが繰り広げられ、その皺寄せは労働者と自然環境にやってきます。マルクスが、資本を絶えず価値を増や

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社会主義と共産主義の違い②

社会主義と共産主義の違い②

昨日のnoteで序章を書いた『社会主義と共産主義の違い』に関して、昨日から今日にかけての変化を書き残します。

定義 ~デジタル大辞泉より抜粋・引用【社会主義(socialism)】
● 生産手段の社会的共有・管理によって平等な社会を実現しようとする思想・運動。
● マルクス主義で、資本主義から共産主義へと続く第一段階としての社会体制。各人は能力に応じて働き、働きに応じて分配を受けるとされる。

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忘れてはいけない日を忘れていた自分が思う神戸の街

忘れてはいけない日を忘れていた自分が思う神戸の街

昨日、2021年1月17日は、阪神淡路大震災から26年目にあたる日でした。年々記憶が薄れつつある中、せめて思いを馳せる日にしようと誓っていたのに、昨日の私は完全に失念していました。

26年前の震災で、私が”ふるさと”と位置付けていた神戸の街は大きな被害を受けました。揺れと火災によって崩れ去った建物も多く、生き残った建物も後に取り壊されたり、建て直されたりして、神戸の風景は私が過ごした当時から一変

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辻堂海岸でゴミ拾いをした所感

辻堂海岸でゴミ拾いをした所感

友人が最近起こした会社が、湘南海岸のゴミ拾いを推進するNPO法人に登録し、今日はその第一回の活動日でした。仲間三人で約1時間、辻堂海岸でゴミ拾いをしてきました。

快晴で気温は高かったものの、海から吹き付ける風が強くて、砂を巻き上げるので、髪の毛や洋服や靴の中に砂粒が入り込んできてジャリジャリになりました。それでも作業を終えた後には、心地良い疲れと自己満足感がありました。

砂の中に埋もれていたの

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御家騒動を学ぶ意義を考える

御家騒動を学ぶ意義を考える

本日のテーマは、『御家騒動を学ぶ意義を考える』です。

日本史は御家騒動の歴史今年のお正月のお年賀で嫁の実家に立ち寄った際、2005年に亡くなった義父の本棚から、百瀬明治『御家騒動-江戸の権力抗争』(講談社現代新書1993年)を借りてきて読みました。思いの他面白くて興味深いものでした。昨日、上杉鷹山の名言を取り上げたのも本書がきっかけです。

副題に江戸の権力抗争とありますが、第一部(P8~55)

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或る意味、日本の象徴だった嵐不在の今考えること

或る意味、日本の象徴だった嵐不在の今考えること

本日のnoteは、No.1アイドルグループ、嵐の活動休止を受けて、思う所を掘り下げます。思いつきと独断と偏見が含まれています。

改めて嵐の活動休止について2020年12月31日を以て、嵐が活動休止に入りました。遂にこの瞬間がやってきたという感慨があります。

嵐は一つの時代を作ったアイドルグループでした。52歳のおっさんの気持ちの吐露としては些か気持ち悪いものの、寂しい気持ちはあります。

活動

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