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ゲーム、クラウド配信

クラウドゲームと呼ばれるサービスが熱いらしい。米マイクロソフトが2019年からクラウドからゲームをストリーミング配信するサービスを試験的に始めるようだ。2018年10月には、グーグルも仏ゲーム会社のユービーアイソフトと組、アサシンクリードオデッセイのストリーミング配信を試験的に実施しているそうである。アマゾンも傘下起業のTwitchと連携してクラウドゲームに乗り出すとの見方があるようだ。

なぜストリーミングなのか

①ゲーム機からスマフォでゲームをすることへの推移
②米国で始まりつつある5Gネットワークへの整備
③’これは自分の読みだが、クラウドに上げる事によってゲーム操作中のデータを獲得することができるということも一つの理由なのかもしれない。
以前、Adobeの記事を読んだときにAdobeはクラウド上に全てを上げる事によって動画作成中のデータを取る事ができて、それを用いて新サービスの開発に貢献できるというふうにかかれていた。このような背景があるのかもしれない。

ストリーミングによる影響

①ハードの制約を受けず、高品質な作品の投入が増える
②それに伴い、開発費が100億円から500億円に上昇する見込み
③人気キャラクターを引き当てる「ガチャ」的ビジネスモデルが崩れる
(一つのゲームへのロイヤリティーがなくなることが理由であると予想)

日本企業の動向

ソニーが14年に「PSナウ」というサービスで一定時間発売からたったゲームをクラウド上で使えるようにしていたらしい。任天堂も18年から3本程度ではあるが、クラウド上でゲームできるものを増やしていたようだ。が、実際にサービスがカニバルために慎重姿勢のようである。

感想

映画、音楽などのストリーミングサービスの流れから完全においていかれている中で、日本のお家芸であるゲーム事業で何とかサブスクモデルを確立する事ができる企業が出てくることを望むばかりである。実際に、レディプレイヤーワンを見れば、日本のゲーム、キャラクターが世界から如何に愛されているかが分かる。この伝統を何とか保持したい。