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おごと産ローズマリー精油

滋賀に来て、ハーブ栽培も本格的にするようになって、自家栽培ハーブの精油を製造することが目標のひとつでもあった。

2016年から取り組み始め、5年が経過し、現在5種類の精油を製造している。

その中の一つ、ローズマリー精油について今日は紹介します。

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ラベルはYOSHIDAKEさんによるもの。かっこいいデザインが多い精油ラベルが多い中、温かみのを感じられるこのラベル、とても気に入ってます。

精油はハーブと違って取り扱いに注意が必要だし、その分メディカルレベルも高い。原料は植物のはずなのに、ボトルに入った精油はどこか無機質な感じが否めないときがある。

でも原料となるハーブを育てた農家さんの思いや、蒸留という人の五感をフル活用してマニュアル化しにくい職人的な作業を経て出来上がった精油は、芳香植物の魂そのものだと感じる。

だから私はかっこよくスタイリッシュなデザインより作り手の思いが伝わるような、もともとの植物の姿が使うたびに思い出させるような、そんな温かいラベルしたくて、YOSHIDAKEさんにお願いした。

さて、そんなおごと産のローズマリー精油。ガーデンスタッフも私も、冬は特にローズマリーの精油をよく使います。
大きな理由は
① 血行促進作用 → 冷え対策、冷え改善に
② 殺菌、空気清浄作用 → 感染症対策、予防に

ローズマリーは常緑でおごとの気候、土壌ともよく合い、年中いきいきとした姿を見せてくれます。

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春、夏、秋、冬・・・どの季節も役に立ってくれるのですが、やはり冬は特にその存在が光ります。
落葉のもの、一年草のもの、宿根でも冬は一旦休眠に入るもの・・・姿が見えなくなったり、利用部位が減ってしまうものが多くある中でいつの季節も葉を茂らせ、お料理に、ヘルスケアに、ビューティケアに使えるのはとてもありがたいです。

そんなローズマリーの活用法の一つが精油=エッセンシャルオイルです。
ローズマリーはケモタイプといって、同じ学名でも成分組成の割合でいくつかの種類があることが知られていますが、おごとのローズマリーは面白いことに現在市場に流通しているケモタイプのどれにも当てはまらない気がします。
特徴は
・シネオールがほどんどない
・カンファーが約5%
・ベルべノンが約4%
・αピネンが約33%
・リモネンが約15%

αピネンとリモネンという成分がとても多く、シネオールがほとんどないためとにかく柔らかく優しく感じます。
普通ローズマリーの香りといえば「樟脳のような香り」と言われるように、少しつんとした脳を覚醒させるようなすっきりとした香りが特徴ですが、おごとのローズマリーはまるで森林浴をしているような森の香り、木の奥深い香りがします。
またリモネンが15%近く入っているからか、フレッシュな感じがします。 リモネンによる殺菌作用も期待できます。

収穫作業の時もとても癒されます。

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(収穫の様子)

私は今のローズマリーのどのケモタイプ(ローズマリー・カンファー、ローズマリー・シネオール、ローズマリー・ベルべノン)の香りも大好きですが、このおごとのローズマリーの優しい緑を思わせる香りも大好きです。

ガーデンではお客様の手指の消毒や空気清浄に利用しています。
我が家でも入浴に使ったり、芳香浴、セルフマッサージによく使用します。ローズマリー精油が1本あるとホームケアのバリエーションもとても広がります。

すでにローズマリー精油を使いこなしているプロの方にも、
まだローズマリー精油を使ったことがないビギナーさんにも、
ぜひ一度使ってみてほしいローズマリーです。
そして日々のヘルスケア、ビューティーケアを担う1本に仲間入りしてもらえたらと思います。

おごとハーブガーデンウェブストアでは、
5ml 1650円
10ml 2970円
で販売しています。(おごとハーブガーデンのホームページからウェブストアにいけます。ご関心ある方はぜひ^^)

プロユース(業務サイズ30ml~)も相談に応じておりますので、ご希望の方はお問い合わせください。

またフレッシュのローズマリーもご希望の方に販売しております。

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これ、先月行ったミニマルシェの時に販売したローズマリーバッグ。たーーっぷり入って1000円!大人気で大きいサイズは完売しました。こちらもご希望の方はお問い合わせくださいね。

ローズマリー摘み取り体験は年中できるから、今年は少人数でそんなこともこまめにしたいな。こんなときだからこそ、できる形で、できることをね。

ではまた☆


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