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仲間と乗り切る魔法の言葉「まずは、笑っとこうか!笑」

みなさん、こんにちは。いつも読んでいただきありがとうございます。さて、今日は「制作進行」のときに起きやすいことのお話。お仕事全般にもつかえる私の「無茶ブリ対応策」のお話です。

みなさん、無茶ブリされたことってありませんか?

みなさん、無茶ブリされたことって一度や二度とはありますよね。

私は社内のマーケティングチームのマネージャーをしていたことがあります。組織で仕事をしていると、「社内なんだからなんとか調整して」「上からの指示なんだから仕方ないでしょ」という文脈で、他部署から「明日までに何とかして」というオーダーが入ることがありました。

また、デザイン制作会社にプロジェクトマネージャーとして所属もしておりました。その際は取引先から、「急いで何とかして欲しい!」「予算はコレしかないけど、ヨロシク」的な内容で、オーダーが入ることもありました。

仕事でなくても、例えば急にたいして親しくない友達の結婚式二次会で司会を頼まれた!などもそれに含まれるかもしれません。

チーム内で不満が出てくることも

そんな無茶ブリについて、組織の場合は、受けざるを得ない場合が多いことも。そのためそんな話を聞かされたとき、チーム内で不満が出たり、そもそも疲弊してしまって自分達を追い詰めてしまったりすることもあるのでは。

そんな時にチームでよく言ったセリフ。

いやー、まいったねぇ。これは。
よし、まずは、笑おっか!笑笑笑」

語尾は相手によって変わります。
笑っておきましょうか。
笑いましょう。
笑おう。
笑ってみよう。
など。笑笑笑

と言って、ひと通りチームで強制的に
「アハハハハ!」と言って笑うことをしていました。
もちろん、内心笑う余裕なんてあるはず無いのですが。

作った表情に、心が追いついてくる

しかし、先に「笑う」という行為をしてしまうと、心に「笑っている時の余裕」が生まれてくるから、なんとも不思議です。

そして、生まれた「心の余裕」は、「冷静に考える」という行動を与えてくれます。

笑って誤魔化すのではありません。
そして、心から笑って欲しいわけではないのです。
心の余裕を生み出すために、困ってるもの同士、一緒に大きな声で「アハハハハ!」と発声してストレスを発散させる、と言う方が近いかもしれません。

人間は急な変化にストレスを感じる

人間は予定していたことが、急に変更されるとストレスを感じ、まず反発の感情が表に出てしまうことがあります(かく言う私も、わかっていてもできない時がありますから、条件反射と言えるレベルですよね)。そのため、冷静に考えれば、なんとかなることであるのに、そのストレスのために、苛立ちが先に立ってしまい、後ろ向きな姿勢でやることとなってしまう、または必要のない反発を相手に伝える結果となってしまいます。

イヤイヤおこなえば、相手に対して必要以上のネガティブな感情を抱き、ストレスをさらに積み上げ、仕事の効率は悪化するのが明白です。

また、条件反射的に相手に反発してしまっても、相手も自分のその言葉に反発をしてくることが予想され、上手くいくものがいかなくなってしまう可能性までありえます。

冷静に考える

組織で動く場合、そこには必ず達成したい目標があります。その目標を実現するために、その組織は存在しているわけです。ですから、その無茶ブリも、大きな意味では達成すべき目標のための動きではある、ということをまずは思い出すことが重要です。

ただ、そのために自分達が無理強いをさせられている。理不尽な残業をさせられる。ということは避けねばなりません。

まず冷静になってみる。
そして相手と自分達の関係性を思い出してみる。

やり方を考えれば可能だと判断するもよし。
相手にその難しさをどうやって理解してもらうか考えるもよし。
一緒に解決策を考えようと提案するもよし。

次の打ち手を考えるのは、その冷静な心持ちを思い出してからでも遅くはありません。

是非、一緒に笑い飛ばしてみてください。
そして、笑った後、
「で、どうしましょっかね。笑」
と、続ければ、きっと前向きな行動につながるはず
です。

みなさんのお役に少しでも立ててもらえれば幸いです。


ただ、一つだけお伝えしておきます。
注意しなければならないのは、コレが習慣化してしまっていると、たまに困難なことに直面した時、それが絶対笑ってはいけない場所(会社のシビアな役員会議や、大切な顧客プレゼンなど!)でも、ついニヤニヤとしてしまったりするのです。

このコロナのマスク生活で、だいぶ救われましたが、危険極まりない行為ですので、その点だけどうかご注意ください。笑

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。また、どうかいらしていただけたら嬉しい限りです。

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