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今、自分にできることはなんだろう?

多くの人は、自分の手に負えない不幸を嘆くことにたくさんの時間を使っている。

あの上司が無能なせいでうまくいかない。
あの人が私を愛してくれないせいで不幸だ。
あいつに騙された。
なんで自分はこんなに理解されないんだろう。

そんなふうに考える人は、今までに傷ついたことがあるのだと思う。

上司に伝えようとしたけど握りつぶされた。どんなに愛しても愛されない。訳も分からず否定された。嘘をつかれて裏切られた。

「自分の力ではなんともできない」

悲しくて悔しくて、またチャレンジして傷つくのが嫌になる。そんなとき、「あいつのせいだ」と考えてチャレンジするのをやめてしまえば、せめてまた同じように傷つくことは避けることができる。

だから自分を責める代わりに人は「あいつが悪い」「あいつさえいなければ」「あいつが間違ってる」と責め、怒りをぶつけたくなる。

人を責めるのは本当に簡単だ。だって、完璧な人など一人もいないから。

人には必ずどこか未熟なところ、ずるいところ、弱いところがある。誰かを責めようと思えば、責める理由はいくらでもある。

だけど、責めることで失うのは「自分にできることがある」という感覚と、その人との関係性と、その課題と向き合うことで創り出せたかもしれない未来だ。

相手を責めることは、「傷つかない」選択をする代わりに自分の未来の可能性を差し出すことなのだ。

そんな人のことも欠点を含めて愛することに決めて「今、自分には何ができるだろうか?」と問い、自分のできることを増やしていくほうが、きっと未来の自分は大きく、優しく、強くいられるのではないかと思う。

「今、自分にできることはなんだろう?」

苦しい時こそ、そう自分に問うてみる。そうして、小さな「できた」を積み重ねていくことで、誰かを責めていたときとは全く違う世界と出会えるのではないかと思う。

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スタートアップ x カウンセリング/コーチング。 京都大(教育)→ゴールドマン・サックス(株式アナリスト) →CoachEd(コーチェット)/cotree代表取締役/NPO法人Soar理事/エグゼクティブコーチ/システムコーチ。Twitterもぜひ@marisakura
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