スクリーンショット_2020-01-07_22

自分と相手の理解を深める:ゲームで読み解く性格特性

まず最初にお聞きします。小さい頃にハマったゲームは何ですか?他の人より上手になった/好きだったゲームは何ですか?あなたに特徴的なプレイの仕方はありましたか?

たくさんの方に性格特性のアセスメントを読み解きつつ、お話を伺いつつ、この質問をしてみて気づいたことがあります(エビデンスがあるわけではないです)。

それは

プレイする「ゲーム」とそのプレイの仕方にその人の性格は現れやすい、ということ。

ゲームというのは、ドラクエとか、ゼルダの伝説とか、シムシティとか、テトリスとか、どうぶつの森とか、なめこ栽培とか、そういうやつです。

登場人物がいて、ゲームのルールがあって、でも寄り道も許されていて、いくつかの評価軸がある。どのルールでプレイするのが好きなのか、どんな風にプレイするのが好きなのか、どの評価軸が嬉しいのか。

どうゲームをプレイするかに、その人の人生や価値観や好みが現れます。

例えば、

ドラクエは「仲間を集めて、大いなる敵を倒しにいく」
ゼルダの伝説は「一人で大いなる敵を倒しにいく」
テトリスは「算術的に把握可能な課題を解決していく」
シムシティは「権力を持ち、大きな影響を与える」
どうぶつの森は「いろんな人と仲良くなって交流する」
なめこ栽培は「なめこをひたすら刈る」

このゲームの全体像から見えてくる「嗜好性」がたくさんあります。

「目標達成をみんなでやりたいのか、一人でやりたいのか」(チーム志向)
「達成するのを好むかどうか」(達成動機)
「影響を耐えるのを好むかどうか」(権力動機)
「みんなと仲良くするのを好むかどうか」(親和動機)
「失敗をどの程度恐れるか」(安全動機)
「理論的な計算か偶発性を好むかどうか」(論理性)

例えば

ドラクエが好きな人は、みんなで大きなことを達成したいチーム志向が強く、複雑な相互作用や偶発性の中でいいチームを作っていく意思が強い、達成動機が高い人。

ゼルダが好きな人は、目標が明確で、それに向けてやるべきことが比較的シンプルなことにモチベーションが高まる、チーム志向が低いが達成動機が高い人。

テトリスが好きな人は、すっきりと論理的に課題解決したり、複雑性のないことでれべるが上がっていくのを楽しめる、左脳よりで論理性が強い人。

シムシティが好きな人は、ビッグピクチャーを描いてそれを作り込んでいくのが好き、そのプロセスでたくさんの人に影響を与えるのが好きな、権力同期の高い人。

どうぶつの森が好きな人は、周りの人と交流して喜んでもらったり、新しいアイテムを集めたりするのが好きな親和動機が高い人。人を傷つけたり戦うのが苦手な人。

なめこ栽培が好きな人は、深く考えたり大きな失敗をしたりするのはあまり好きではない、達成動機が低め、安全動機が高めの人。

どうでしょう。いずれも「そうかもしれない」程度のことですが、心当たりはありましたでしょうか。

さらにここで、重要になるのがプレイの仕方です。

例えば、「レベル上げはめちゃやるけど、ボスは別に倒せなくていい」人は達成動機のめちゃ強い天邪鬼(みんなと同じことはしたくない)かもしれません。

「クリアできないとイラっとして一回リセットボタン押しちゃう」人は、失敗・葛藤への耐性が低くて、不安な状態に耐えるのが苦手な人かもしれません。

「同じゲームを何度もやっちゃう」人は、結果よりもプロセスを大切にしている人かもしれません。「一番いいやり方でクリアしたい」みたいな気持ちを持っているかもしれません。

「とりあえずいろんなゲーム、全部の面、なんでもプレイしちゃう」人は、好奇心旺盛で「見えていないものがある」のが嫌な人かもしれません。

他にも「そのゲームのどんなところが好きだった?」と問いかけてみると、いろんな答えが出てくると思います。

ゲームというのは、失敗してもそれほど人生に影響を与えず何度もトライできるからこそ、失敗や人にどう思われるかを恐れずに自分の「好きなこと」「好きなやり方」をチャレンジできる場です。そういうところにこそ、人の本当の「欲求」「特性」が現れるのではないでしょうか。

でも、大人になると「時間がないし」「人になんて思われるか」「仕事だし」と諦めなければならないことが増えていきます。

どんなに小さくても構いません。昔はあんなに没頭したのに…というゲームの、大好きだった要素を思い出して、現実の世界で小さく実現することを考えてみるというのはどうでしょう。

おわりに

何度でも言いますが、「性格特性の類型」はあくまでその人の一側面を切り取った上でもしかしたらそうかもしれないという仮説を与えるのに役立つのであって、決めつけや心理テストみたいに使うものではありません。でも、性格特性を見る上での切り口を持っていると、「他人は自分と違うんだ」と相手に対する想像力が生まれやすく、やさしい社会になっていく、と思うのです。

飲み会などで使うとしたら聞いて決めつけて面白がるのではなく

「どんなゲームが好き?」
「あ、そうなんだね。いや、こないだこんな記事を読んだから。思い当たることとかある?」
「へぇ、面白い。僕はね!」

という感じで使うと、会話が膨らんだり、お互いについての理解が深まったりするのでとってもおすすめです😎もしよろしければ自分の好きなゲーム・なぜ好きだったか、とともにシェアしてみてくださいませ!

最後に一つ大切な質問です。

「あなたの現実の人生は、どんなゲームですか?どうなったら、あなたの人生は高らかに「クリア!」と言って幸福に終えられそうでしょうか。

おまけ:この質問にすぐに答えられなかった人は、ぜひ自分の性格特性への理解を深めながら、自分の「ゲームのルール」と向き合っていくcotreeのアセスメントコーチングをオススメしたいです😊ご興味ある方は是非!

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

サポート、とても励みになります。ありがとうございます!

私もスキです!takk(ありがとう)!
126
スタートアップ x カウンセリング/コーチング。 京都大(教育)→ゴールドマン・サックス(株式アナリスト) →CoachEd(コーチェット)/cotree代表取締役/NPO法人Soar理事/エグゼクティブコーチ/システムコーチ。Twitterもぜひ@marisakura
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。