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責任

今の私たちの社会は全て「責任」という名の元に動いている。

人として、大人として、子どもとして、親として、会社員として、社長として、政治家として、男として、女として・・・どう責任を果たすのか?そればかりが問われる社会。

その結果として、私たちは管理し、効率化し、簡素化し、大量生産をしてコストを下げた。

物質的にはとても豊かになった。


けれども「成果」に集中しすぎた私たちの多くは、その過程で人や自分を大切にする心を忘れてしまった。


傷ついたこと、しんどかったこと、悲しかったこと。


それらに蓋をして無かったことにした。辛くても頑張ること、耐えることが美徳だと教わった。


頑張れない人、"普通"じゃない人は置き去りになる社会。


私の人生、本当にこのままでいいのだろうか?ふと立ち止まって考えたことのある人も多いだろう。


多分、私たちは「責任」で行けるところまではもう来てしまっている。


これからは、置き忘れてきた心の回収の時代になる。


本当にそれをしたかったのかな?

自分の成果さえ出ればいいのかな?

どんな未来を生きたいのかな?


一人一人が自分の内なる声に耳を傾け、自分の心の体現者である時。


責任というのは「果たそう」としなくても自ずと「果たされていく」。


人や社会から押し付けられた(と感じる)責任を果たすのと、自らが果たそうと思って果たす責任とでは、その経過も結果も別次元のものになる。


そうなった時、本当の可能性というが花開いていくだろう。


責任からではなく、自分の内側から物事を進める社会。


その岐路に今、私たちは立っている。

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