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@Marioの事件簿

嘘つきどりのハミング

ピーちくパーチくうるさい子供達。
まみまみマムマム。
すみません。101号室ですけれども。
とインターフォンに向かって話すと、
マアム!謝ろう。
101だよね?
僕たちのいたずらだ!
謝ろう。

マアムの身代わりが欲しかったんだって。
しかしながら、嘘つきの偽物はマアムの方だし。
小さな施設を経営している夫婦なんだって。
折り紙が欲しかったんだって。
鉛筆もないんだって。
電気もよその家からとってたんだって。
いつも指先が黒く汚れてたんだって。
お菓子も買えないんだって。
103号室の玄関、201号室のインターフォンからこの声が聞こえてきた。
こんなおかしな現象が起きていた。
何かいつも逼迫している家だ。
多分5人家族?
夫婦と子供3人?
偽物を守ってもね。
それとも、逃げなければいけない女?
この男性も、親父たちの仕組んだゲームに巻き込まれて、いじめの対象になっていた。
いい加減に謝れ!

趣味一つないお前が、大根もきれねえで。

座布団一枚ない家で。
御茶請けも出せねえで。
シミーズ姿のお前が。

エチケットブラシも持たねえで。
トイレットお借りします。

お前の好きなパイニーのあんドーナツ、買って帰るよ。
うおーあいに。
パイニーでお会いしませんか?
おっぱいに星二つありませんか?

こんな具合に始まった、海からほど近いまち。
横取り女が嘘ついて、パイニーに会いに行ってしまった。

あの女を連れてこい!
と、ヒステリーな女2人ががなっていた。
これがディズニー姉妹?

嘘つきたちが横取りした男。
いつも問題ばかり起きる家。

こんな話。




















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