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個人的に選んだ、今年の注目選手たち①

こんにちは。Syu.です。
先日の箱根駅伝、観戦記。に今週中に投稿すると記載したので、有言実行した形にはなりました。
さて、2月もバレンタインデーと折り返し地点になりました。でも今年は閏年で1日多いのですよね。今日からロッテは練習試合に入りいよいよ各選手たちの熾烈なポジション争い、先発ローテ争い、スタメン争いが活発化します。

そろそろ選手名鑑が書店に並ぶ時期となり、個人的な独断と偏見で今年密かに注目してる選手たちを紹介しようかなと思います。
大半の想像する若手有望株には安田、藤原、佐々木朗希などが挙がりますが、彼ら以外の選手を挙げてみたいです。タイトルにある通り、個人的かつ独断と偏見です。意見の食い違いは必ず生じるのでご了承ください。

①怪我から復活し、1軍を目指す投手

#56 . 原嵩  成績:(2軍) 20試合 3勝3敗 防御率 3.67

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(画像 日刊スポーツより引用)

2015年ドラフト5位で入団。しかし17年に投手の生命線である右肘と右肩を同時に手術。小林雅英前投手コーチから「野手転向を考えるな」との金言をいただき、1年以上の長いリハビリ生活を経て昨年の2軍戦で実戦復帰。

特に夏場以降は3試合連続で6回以上を投げ、2試合連続で2桁奪三振(11奪三振)も記録した。9月も2度のQSを達成。この間いずれも1失点に纏めてみせた。

直球と縦に割れるカーブでカウントを稼ぐ、現代では若干希少な投球スタイルを確立しており、これが彼の1つの持ち味となっているが、その組み立てだけでは1軍の舞台で活躍するには厳しいように思える。特にカーブは多投し続けると、強打者や一流打者はすぐに合わせてくるため危険も孕む。

他にもスライダー、スプリットと変化球は保持しており、これらを軸にして配球を上手く組み立てていくこととなりそう。特にスライダーはカクッと落ちるようないいものを持っているので、武器に出来れば良い。

それらを活かすためには直球である。
既に右肩を手術しているため過度な球速アップはあまり期待は出来ない。投手は肘の手術は医療技術の発達によりパワーアップして帰還するケースも多いが、肩に関しては一度でもメスを入れたら厳しくなる。

その中で、いかに直球の精度を高めるかが鍵となってくるのではないか。どう速く見せるか、上手く高低を使えるか、空振りが奪えるかなど工夫はあると思う。紆余曲折を乗り越えて、1軍のマウンドに立つ日を楽しみにしたい。

②1つ飛躍のきっかけが欲しい外野手

#31 . 菅野剛士 成績 打率.197 3本 7点 OPS.638

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(画像 週間ベースボールより引用)

広角に打ち分ける中距離打者。
実は2軍での指標は良く、BB/Kも2年続けて平均以上の数値と選球眼も非凡なものがあり、2軍での長打率は.344→.460と大きく上昇している。
しかし、過去には緩いカーブに大きく空振り三振、エンドランのサインが出ていながら(定かではないが)も悠々見逃すなどのその指標とは裏腹に野球IQが悪そうなプレーも1軍では目立った。既に守備でも1,2軍通して怪しいプレーが何度か見受けられている。

それでも、昨年は2度目の1軍昇格以降、OPS.750を超え、2打席連続本塁打を放つなど徐々に実力を発揮しつつあるか。元々コンタクトに関してはいい方であるため、直球への差し込まれ、振り遅れが目立つ部分を改善し、1軍クラスのスピードに対応していければ、2年続けて1割台の打率は向上し、活躍の可能性は十分にあると思う。

一方でFAで福田、ドラフトで高部と同じ左の外野手が続けて入団し、一気に立場が厳しくなりつつもある。スタメン固定の方針に意欲を示した井口政権1年目において、開幕スタメンに名を連ねてと、力があるのは事実。大学時代には六大学通算二塁打の最多記録保持者となっている。一振りでアピールして欲しいところ。

③このオフ、期待値を上げた内野手

#50 . 松田進 成績(2軍) .216 6本 27点 OPS.650

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(画像  baseball kingより引用)

恵まれた体格を誇る大型内野手。
昨年は1軍出場は3試合ながら、2軍では100試合に出場。打率こそ.216も 6本塁打、27打点を記録した。また11盗塁、17犠打と大きな体格に反して小技の効く一面もあった。

左脇が開く癖があったものの、オフにグリップエンドを下げて矯正し、締める感覚を覚えるためにヒッチ打法を取り入れた。これが功を奏したか、台湾でのアジアウィンターリーグでは4番も任されるなど、15試合で打率.340 2本塁打 10打点と打ちまくった。右方向への強い打球も目立つなど内容も良かった。

守備は機会の多かった順に、二塁、遊撃、三塁、また前述のウィンターリーグでは、一塁に就くなど一応、内野全てが守れる。ただし、どのポジションも動きに俊敏性があるとは言い難く、特別上手い訳ではないのが本音である。それでも内野複数ポジション守れる選手は貴重であり、平均程度の守備力を身に付け(これが難しい…)、打力を活かしてスーパーサブみたいな座を確立出来れば、出場機会が増えるかもしれない。似たような選手として昨年まで在籍した鈴木大地(現・楽天)が挙がるか。彼の右版になったりするかも分からない。

中央大学から社会人経由でドラフト下位指名で入団は井上晴哉とそっくりだ。井上は主軸に成長したが、松田も同じ流れに乗れるか。

④最後に

今回はひとまず3人挙げてみました。勿論、彼ら以外にも期待してる選手はいるので、時間があれば次回も出してみたいと思います。あくまでも、独断と偏見です。他の方々は別に期待してる選手、私の注目する選手に期待してないケースがあるかもしれません。正直、誰を取り上げようか迷いました。それだけ今のロッテにはイキのいい若手が多い証拠だと思います。

本日の練習試合を確認したところ、なんか凄まじい幕切れだったようで。シーズン本番だったらまた一つネタになっていたところです。成田はフォーム改良した面もあり、制球に苦しんだという印象ですかね。元来の武器だった縦スラの軌道も横スラになって、どうなるかですかね。

所詮、練習試合なので、今は自分も正直なところ気分があまり乗りません。開幕1週間前のオープン戦で本番モードに突入し、開幕までに仕上げてればいいと思います。選手たち同様に自分自身も開幕までに調子を上げて、野球を観れたらなぁ… といった感じです。今年もしっかり野球をみる機会、時間があるか不透明ですが、時間を作れたらいいなと思います。

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