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アスペルガールの成長記

まず初めに申し上げておきますが
アラフォーな自分をガールだなんて
図々しいことは全く思っておりません笑
決して少女Aとか思ってません
(あーちゃんだけに…)

これは過去にAmebaで11年間綴っていたブログの
タイトルだったフレーズです。

アスペルガーをはじめとした発達障害の類は
今でこそ子供の頃に発見することが容易になり
適切なケアを受けることが出来ますが
私の場合、6年前の33歳のとき、大人になってから
アスペルガーの傾向があると告げられました。

つまり、小さな子供の頃には
気付いてもらうことが出来なかったわけです。
なぜなら、この手の発達障害を持つ方は
知能などに全く支障がないから。

自分でいうのもおこがましいのですが
本当に勉強はよく出来る子でした。

でも、子供の頃から自分の中の変な拘りが強く
コミュニケーションがとても下手で
アスペルガーの傾向は思いっきりありました。

そしてその傾向は、大人になった今も続いています。
正直にいうと、とても生きづらさは感じます。

ちなみに、アスペルガー症候群とは?

定義をお伝えするのはなかなか大変で
とても長くなってしまいそうなので
こちらをご覧いただければ
いくらか参考になるかと思います。
(ネットに丸投げでスミマセン…笑)

なので、申し訳ないのですが
今日は、アスペルガーの定義を既にご存知の方や
当事者の方向けに話を進めていきたいと思います。
そうでない方には、多分退屈かもしれません。

アスペルガーの定義。言われてみれば
うんうん!そうそう!
…なことばかりが思い返されます。
心当たりが本当にたくさんあって。

そんな、アスペルガーという発達障害との
お付き合いや、少しでも順応していく様を
書き記していたブログが
【アスペルガールの成長記】というブログでした。

ガールはただ単にアスペルガーと繋げると
語呂というか、語感がよかったから。
あとは、実際に【ガール】だった小さい頃から
生きづらさを抱えてた自覚があったから。

決してアラフォーな自分のことを
ガールだなんて思っていません!
(大切なことなので2度申し上げました笑)

生きづらさは、今でも本当に常に感じています。
現在、自覚のある苦手なことをいくつか挙げると…

まず①番目

社会性の障害により
相手の言外の気持ちを汲み取ったり
その場の空気を読んだり察したり
暗黙のルールに気付きにくかったりなど

これが1番困っていることかも知れない。
言外の気持ちや雰囲気を察することが出来なくて。

つまりこれは、お世辞や嫌味、社交辞令などを
額面通りに受け取ってしまい
後になって気がつくというパターン。
素直で純粋と言い換えることも出来ますが…

仕事でも、こういった周りの空気を読んだり
察したりする場面が結構求められるので
ちゃんと注意深くその場面場面で空気を読む。
これは自分の今後の課題だと思っています。

ボーッとしてると、本当に気が付かないので笑

②番目は

アスペルガー症候群の人たちの中には
生きづらさを感じ
うつ病や不安障害などの
二次障害を引き起こすことがあるという懸念。

これは、過去に入院するほどのうつ病を経験し
今でこそ寛解に近いところまで来て
とりあえず生活に支障ないところまで到達したけど
(無いとは断言できない)

多分油断するとまた、この二次障害に当たる
うつ病や不安障害が再発すると思われること。
これはもう、予感としか言いようがないけど。
なので、意識して気をつける必要が
あると思ってます。

そして③番目

体のバランス感覚の悪さから
筋肉や関節の感覚が脳に伝わりにくく
運動が苦手であったり
手先が不器用であったり
姿勢が悪かったりすること。

これもねぇ…笑

筋肉や関節の感覚が脳に伝わりにくい
これは、もう少しわかりやすく具体的にいうと
運動神経がものっっすごく鈍いです笑
あとは、リズム音痴なところとか。

私、ずっと楽器の演奏に憧れていたけど
本当に、リズムや感覚が掴めないんですよ。
手や足が思い通りに動かないというか笑

なので、やってみないとわからないよ〜?という
励ましは、おそらく残念ながら
本っっっ当に通用しないと思う笑

まぁこれだけに限らず、枚挙に暇がありません。

生きづらさを抱えているのに相違はないので
そこは敢えて否定はしないけど
(否定してしまったら、なんとなく
 自身を否定してしまうような気がして…)

だけど、いつまでもそれを理由にしていると
ぬるま湯に浸かっているようで楽だし
【成長記】に何も記すことが無くなってしまうので
ポジティブにいかないとですよねー…

アスペルガーやADHDなどの発達障害を抱える人は
健常の方にはないセンスや感覚が備わってたり
一風変わったキャラクターだったりするので
人と違うのも悪くないかも…?
なんて思える一面もあるしね!

歴史上の偉人たちは
何かしらの発達障害を抱えている方が
多かったのでは?という言い伝えもあるしね!

※ちなみに今ではアスペルガー障害という名称
 ではなく、ASD
 (自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害)
 という名称が一般的です。


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