懐かしさとともに新入生へ

今日家の中を掃除していたら、タンスの奥にしまっていた写真がでてきた。
高校最後の定期演奏会、お見送りが終わってぎゅっと同期集まって
笑顔で映っている写真。
懐かしすぎて叫んでしまった。
みんながみんな、こんなに笑顔ってことあるんだ。
今みてもこれは心からみんな笑っているというのが分かるほどの
屈託のない笑顔。
8割くらい辛かったことばかりの当時だったけど、その中で濃密な時間を過ごしたんだなと想った。

いいものを創ろうと本気で仲間とぶつかって、泣いて、笑って…….
こんなこと大人になって社会人として働いていった頃からなくなってしまった。本気で仕事をしてない訳ではないけれど、それぞれ働いている目標は違う訳で、そんな中で自分だけが頑張ると疲れてしまう。
だからみんな容量だけよくなっていって、いつの間にかやりがいとかが薄れていってしまうのかな…なんて思ってしまう。
そんな気持ちを飛ばしてくれるのが、この春という季節や新入社員の存在でもある。あのキラキラした眼や、不安そうな表情、ぎこちない笑顔
何かを頑張ろうとする時って何か纏っていて
その存在にいつも私は頑張ろうと思わせてくれる。

新入生、新社会人の人たちは、ドキドキする季節だと思うけれど
そのドキドキした気持ちは今しかないからそれを楽しんで…
卒業するころや、何年か経ったあとにあの時すごく不安だったけど
楽しかったなと思える日が絶対くるから、前を向いて歩んでね。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?