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植物園で働いているプロと行く 夢の島熱帯植物館

高校の時の友人が某植物園で働いていると聞いて、行こう行こうとずっと思っていた夢の島熱帯植物館に一緒に行ってくれることになった!

友達紹介

プロと行く植物園.002

夢の島熱帯植物館に着いた

プロと行く植物園.003

しかしでかい。遠くから存在感を感じる。
夢の島の公園自体もめちゃくちゃひろいが、この植物園自体も遠くから存在感を感じる。

プロと行く植物園.004

早速プロに外観の話を聞いてみたところ、このである。
まずプロは考えているところが、外側から違うのだ。

プロと行く植物園.005

話をふるまで、「なんかでかい」くらいの感想しか持てなかった(ガチ)

この夢の島熱帯植物館は、ゴミを燃やした熱を温室を温めるのに使っているらしく大変エコだなと思った。燃やしたあとまで、有効活用されてる。

植物園に入ろうと思ったら早速発見が

入ろうと思ったら入り口で、唐突に生け垣に引き寄せられていったプロ。

プロと行く植物園.006

ブラシノキというらしい。花がブラシっぽい。そのままである。

プロと行く植物園.007

問題
この生け垣の中に、ブラシノキ以外の植物が混じっています
それはどれでしょうか?

プロと行く植物園.008

正解

プロと行く植物園.009

植物園の人はこれとよくたたかっているんだって。
上から生け垣を覆ってしまうヤブガラシ。これも名前そのままで笑った。

プロと行く植物園.010

ちょうど訪れたのは10月31日のハローウィンだった。
仮装しているちびっこがソーシャルディスタンスを保ちながら遊んでいた。

植物館の庭にごろごろ転がるおばけかぼちゃ。
これと一緒に記念撮影する子どもたち。

プロと行く植物園.011

かぼちゃは割れてしまうと、腐るのが早くなってしまうとのこと(プロ談)

プロと行く植物園.012


プロと行く植物園.014

赤い花だ〜としか思えず情報量0感がすごい

プロと行く植物園.015

ほんとにカカオみたいなチョコレートの匂いがした。
目の前には花しかないのにチョコレートがあるの脳みそがバグる。脳内でPerfumeがディスコをおどっていた。

植物館の中に潜入!

今回の見頃マップ
「今!!咲いている花マップ」の二重ビックリマークが眩しい。

プロと行く植物園.013

入り口にはバナナが展示されていた。

プロと行く植物園.018

結局食べることしか頭にないことがわかる。

気になっていたことを聞いてみた

プロと行く植物園.019

こっそり食べてるんだとおもってたよ!!!

空中でラン遭遇

エントランスではランが空中で展示されていた。枯れないのだろうか?

プロと行く植物園.020

プロと行く植物園.021

プロと行く植物園.022

プロと行く植物園.023

いよいよ温室へ

ざぁ〜〜と涼し気な滝がお出迎え。
コートが暑かったのでロッカーに預けてから温室へ。

プロと行く植物園.024

池を見ると小魚と中くらいの魚が泳いでいた。生き物がいると餌をあげたりふんをしたりするので水が汚れてしまうとのこと。
その上で水がきれいなのは設備がととのっている&きちんと管理されているからなんだって。

プロと行く植物園.025

そんなところに気がつくのか・・・・展示といっても奥が深い。
ただ植物を見せればいいというわけではないんだね。

プロと行く植物園.026

なるほど〜〜今度はそういう目線で別の植物園もみてみよう!

温室の天井を見る

プロは天井を見上げていた。
目測で温室の高さでも測っているのかなとおもったらそういうわけではないらしい。
プロは指をさす。

プロと行く植物園.027

いや。そんなの見ないよ・・・・・

プロと行く植物園.028

はしご!!上に登るのに当然といえば当然だけど、使う人じゃない限り注目しない視点ですごいなと思った。

プロと行く植物園.029

奥の方もよーくみると、たしかに歩道がある。
これを渡って植物のお世話をするんだって。

プロと行く植物園.030

一番高い木の付近にも天井に渡橋があるようだった。背の高い植物はたいへんだな。

突然呪文を唱えるプロ

「ヘリコニア・ラティスパタっ!!!」

プロと行く植物園.016

プロと行く植物園.017

途中で友人がこれは「●●●で●●で〜〜」と呪文のように唱えていたが、こちらは専門外で、間抜け面を晒してしまっていた。多分マスクだったのでバレてない。(バレてる)

温室の中を歩く

唐突にあれは「マルハチヘゴ」とプロが教えてくれた。ラーメン屋の名前かと思った。

プロと行く植物園.031

「見たらわかるよ」とのことなので、近づいてみると・・・!

プロと行く植物園.032

なんだかかわいい。(ラーメン屋じゃなかった)

おばけ(モンステラ)と遭遇

プロと行く植物園.033

ハローウィン企画で、ハローウィンにまつわる感じで植物の紹介がされていた。

プロと行く植物園.034

モンステラの穴問題

プロと行く植物園.035

植物って自由だなとおもった。

パイナップル科の見分け方を教えてもらう

植物館をあるいていると、看板にパイナップル科の文字があることに気づく。プロいわく、円形に生えてて、葉っぱが固くて、ゴツゴツしててシュッとしている感じと言ってたので、それから先はこれはパイナップル科なのかそうではないのかで脳内クイズをしていた。

プロと行く植物園.036

タビビトノキ(オウギバショウ)との遭遇

あまりにもでかくて、写真に収まらなかったのでスケールがこの写真だと伝わらないので、是非検索してほしい。まあでかい。葉っぱが人1.5倍くらいある。

このオウギバショウ別名タビビトノキといわれるのだが、所以は
根本に雨水を溜めるため、旅行者の飲み水源として使われていたから、
また葉が東西方向へ扇状に広がるため、コンパスの役割を果たすためと言われているとのこと。どちらも確かな説ではないらしいというところがロマン。

写真では見えないが今回オウギバショウは花を咲かせていた。

プロと行く植物園.037

そして根本がみえたので見てみると・・・・

プロと行く植物園.038

いや?これ飲み水か・・・・・?よっぽど困らないと飲もうと思わないぞ・・????定説間違ってるんじゃないの??と思った。

プロは植物園で、オウギバショウの手入れをしたことがあるらしく、この葉っぱを根本から切ったりしていたらしい。運ぶときに絶対肩壊れるでしょ・・・。

オウギバショウという名前のくせに、よっぽど怪力じゃないとこの葉っぱで扇げないだろうなぁと思った。

おわり

ほんとは食虫植物が集まっているところ、その他面白い植物もいっぱい紹介してもらったがキリがないのでここまで!!

プロと植物園に行くと、観察の解像度が自分とぜんぜん異なることがわかる。「へーー」と言わされる体験はとっても貴重なのだ。

今までだったら植物を素通りしていたが、こういう視点を教えてもらうと、植物園の設備に目を向けたり、この植物は何科かな〜〜みたいな視点をモテるようになるともっと生活がたのしくなる。

プロと行くのは楽しい!もっと「へーー」と言わされたい!
では

「ヘリコニア・ラティスパタ〜〜〜〜」






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