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【ココロノマルシェ】何から片付けて行くべきかもう自分で判断かつきません

ども。心理カウンセラーのまりも(Mary)です。
みなさま、こんにちは。

「ココロノマルシェ」のお悩みに回答しました。

◆◆◆

1年ちょっと付き合っている彼氏がいます。私の家に転がり込むようになって4ヶ月くらいが経っており、特に家賃等はもらっていない、彼に対してお金も貸しているという状況です。ただデートや一緒に買い物した時は全額出してくれたりと全てを私に頼っているという感じではありません。

その彼と月に一度大きな喧嘩をしてしまいます。
彼は喧嘩になると私を無視するので、それに対して私がヒートアップしてしまい、過去の話や借金の話などいつも引き伸ばされ続けてる問題も持ち出してしまいます。その感情的な私のことを「もううんざりだ」とか「これだからこの家に帰ってくるのが嫌になる」「別れる」「どうでもいい」というような言葉をなげてきます。

ここ数ヶ月、すぐ別れるというような言葉を言われることの恐怖や不安、一緒の空間にいるのに無視されることで心が痛くて耐えられなくなり腕を切りつけたり、頭を壁に打ちつけて体の痛みに変換することの方が楽だと感じ、そういったことをするようになってしまいました。

私自身も客観的にみたらそんなことするなんてと思うのですがそれが止められないんです。それを見た彼氏は「頭がおかしい」「俺の手には負えないから自分の母親と相談してどうにかしてくれ」とより怒る始末で、、。

次の日や数日後には私に「謝ることは?」とにやにや言ってきたり、別れるって言ってたことを言っても「そんなこと言ってないよ〜証拠は?」とけろっとした顔で普通に接してきます。その度に解決していない課題が積もっていき私の頃との中でドロドロになって、次の喧嘩の時に爆発するというのの繰り返しです。彼自身は謝ってほしいと私が伝えても素直に謝れないし、、

普通の時はいいけど、彼自身が自分でいっぱいの時、少しでも気に障ることを私がした時、私に対してとても攻撃的になる彼。それに影響を受けてしまっている自分がいる。その現実が理解できているのに私が何もできないのは、彼以外に自分を愛してくれる人なんていないという自己肯定感の低さや、別れたと家族や周りの人に知られることに対する不安、普通の彼を心から大好きだという事実からだなということまでは自分でも理解できています。

でもどうしたらいいかわからないんです。何から片付けていけばいいんでしょうか。(ゆうさん)


ゆうさん、こんにちは。心理カウンセラーのまりも(Mary)と申します。
お悩みに、回答させていただきますね。どうぞよろしくお願いいたします。

■ お身体は大丈夫ですか?

お話しを伺って、まずは私はゆうさんのお身体が心配になりました。切った腕の傷口は化膿していませんか?打ち付けた頭、腫れたりしていませんか?

ゆうさんは、ご自分の身体を傷つけているということに対して、否定的な感情をお持ちのようですね。

人が自分の心の痛みを紛らわすために自分を傷つける行為に走ってしまうというのは、実はよくあることです。ですので、自分がそういった行為をしてしまうこと自体を否定したり、それがやめられないからダメだと思わなくても大丈夫です。
むしろそれぐらい、今ゆうさんの心は傷ついているということなんです。「そうしないと、居ても立っても居られないくらいつらい」という、ゆうさんの心の声がそのような行為に顕れています。

でもやっぱり痛いのはつらいですよね。大事なゆうさんのお身体ですから、傷をつけないですめば、その方がいいですね。

そこでまずは、自分を傷つけたくなったときにその気持ちを穏やかにするための代替行為について、方法をお伝えしておきますね。

保冷剤か袋に入れた氷を用意して、それを手のひらでギューッと握りしめてみてください。または、いつも傷つけてしまう部分に強めに押し当ててみてください。氷の冷たさが痛みの神経を刺激するので、自分を傷つけたくなる気持ちが少し落ち着くはずです。もしよければやってみてくださいね☆

もし、それでも衝動が収まらないようでしたら、しかるべき機関(医療機関)や専門家(心療内科)を頼りましょう。まずはご自分の心と身の安全を守ること。それが最優先です。

■ 彼とは距離を置きましょう

普通の時はいいけど、彼自身が自分でいっぱいの時、少しでも気に障ることを私がした時、私に対してとても攻撃的になる彼。それに影響を受けてしまっている自分がいる。

ゆうさんと彼は今、心理的に強くくっつきすぎた状態にあります。(心理学的には、これを「癒着」と言います。)
彼の機嫌に左右されてしまうのは、ふたりが心理的に近すぎることに理由があります。また、心理的距離は物理的距離とも関係があります。
ですので、今の状況でまずお二人に必要なのは、とにかく物理的にも心理的にも「離れること」です。

彼と離れるということが、今のゆうさんにとってかなり苦しい決断だということはよくわかります。彼との関係がうまくいっている時間があることもゆうさんの決断を迷わせる要因でしょう。
でも、今ゆうさんはすでにご自分をひどく傷つける行動に走ってしまうほど、彼と喧嘩したときに強くストレスを感じていますよね。そして、〈どうしたらいいかわからない〉とおっしゃる程に追い詰められています。


ゆうさん。今、一番大事なものはなんでしょう?
彼でしょうか?

いいえ。
一番大事なのは、ゆうさんの心と身体です。

〈どうしたらいいかわからない〉という言葉には、「今のつらい状態をどうにかしたい」というゆうさんの気持ちが隠れています。その気持ちを大切にしてください。彼と関わることで自分がつらくなるなら、離れましょう。まずは、自分を安心させてあげてください。それから彼のことを考えましょう。

私は、一時的にでもいいので、彼と強制的に距離を置ける環境をつくることを強くお勧めします。
彼に別のところに行ってもらうことはできますか?それが難しければ、自分が出て行くくらいの覚悟が必要かもしれません。助けてくれるご家族や友人が周りにいるのならば、頼りましょう。とにかくまずは自分が常に安心して居られる状態を確保しましょう。

おそらく彼と離れようとするとゆうさんは心に強く痛みを感じると思います。「ひとりになるかもしれない」と怖くなったり、不安になったりするかもしれません。でも、それは正しい反応なので安心してください。強くくっついているからこそ、離れるときに分離の痛みを感じるのです。
そして、今のゆうさんに必要なのは、その痛みを乗り越えて彼と離れ、まず自分を取り戻すことです。もし、その痛みにひとりでは耐えられないと感じるのであれば、そのときこそカウンセリングを上手に使いましょう。あなたを支えてくれる人は、必ずいますから安心してください。

そして、気持ちが少し落ち着いているときに、ご自分が書かれた相談文をもう一度見返してみてください。

私の家に転がり込むようになって4ヶ月くらいが経っており、特に家賃等はもらっていない、彼に対してお金も貸しているという状況です。
その感情的な私のことを「もううんざりだ」とか「これだからこの家に帰ってくるのが嫌になる」「別れる」「どうでもいい」というような言葉をなげてきます
それを見た彼氏は「頭がおかしい」「俺の手には負えないから自分の母親と相談してどうにかしてくれ」とより怒る始末で、、。
次の日や数日後には私に「謝ることは?」とにやにや言ってきたり、別れるって言ってたことを言っても「そんなこと言ってないよ〜証拠は?」とけろっとした顔で普通に接してきます
普通の時はいいけど、彼自身が自分でいっぱいの時、少しでも気に障ることを私がした時、私に対してとても攻撃的になる彼

この文章を読み、客観的に彼の態度や行動を見て、ゆうさんはどう思いますか?
たとえば、もしこれがゆうさんの大切な友人からの相談だったとして、その友人から「彼がこういう振る舞いをしてくる」と聞いたら、ゆうさんだったらどう感じるでしょう?
「許せない」とか「ひどい」と感じるのであれば、そんな風に自分が扱われている状況に対して、もうNOを突きつけないといけません。
ゆうさん。あなたは本来、そんな扱いをされるべき人ではないのです。

■ あなたは自分でなんでもできる

その現実が理解できているのに私が何もできないのは、彼以外に自分を愛してくれる人なんていないという自己肯定感の低さや、別れたと家族や周りの人に知られることに対する不安、普通の彼を心から大好きだという事実からだなということまでは自分でも理解できています。

ゆうさんは、たぶんとても心の優しい方なのでしょうね。そして、彼のことがとても好きなんですね。だからこそ、いつもできるだけ彼の良い面を見てあげようとされているように感じます。
しかし、その分だけ、ずいぶん彼に対して我慢もされてきたのではないでしょうか?
そして、そのように我慢を重ねてしまう裏側には、ご自分でもお気付きのとおり、自己肯定感の低さがありますね。

ところで、ゆうさんはご自分で〈その現実が理解できているのに私が何もできない〉とおっしゃっていますが、本当にそうでしょうか?
今、こうしてココロノマルシェに相談してくれていること、誰かに相談しようと踏み出したこの一歩は、ゆうさんがご自分の足で踏み出した一歩なのではありませんか?

ほらね、大丈夫です。あなたは自分の力で前に進めていますよ☆^^


ではここで、自己肯定感をあげる簡単なやり方を一つお伝えしておきますね。

これから、一日3つずつ、自分をほめたいポイントを見つけてみましょう。「朝、時間通りに起きれた」でも「一日笑顔で過ごせた」でもどんな小さなことでもOKです。できれば日記や何かに書き出しておけるといいですね。3つより多くても構いません。見つかっただけたくさん書いておきましょう。
そして夜寝る前に一日を振り返って、「今日私は~と~と~をした。今日も私、本当に素敵だった。」と自分に声をかけてあげましょう。少し恥ずかしいかもしれませんが、ぜひ声を出してやってみてください。また、自分を認めて、自分を褒める声かけなら台詞は言いやすいように変えても大丈夫です☆

私たちが毎日の生活のなかで、できてることって実はたくさんあります。でも、それを意識することってなかなかないんですよね。
ゆうさんは、今ご自分に対してとにかく否定的な気持ちになってしまっていますから、今自分が出来ていることにたくさん目を向けて、今の自分をいっぱいほめてあげみてくださいね☆これを毎日続けるだけで、ゆうさんの雰囲気は少しずつ変わっていくはずですよ。

■ まとめ

それでは最後に、今のゆうさんに大切にしてほしいことを3点まとめますね。

1.自分を一番大事に考えましょう
2.彼とはうまく距離をとりましょう
3.今の自分を認めてあげる練習をしましょう

この「ココロノマルシェ」で相談をすることが出来たゆうさんは、幸せになるための一歩をもうすでに踏み出せています。だから、そんな自分をこれからもどうぞ信じて行動してあげてくださいね☆


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自分の感情と向き合う作業を一人で行うのは、なかなかしんどいと思います。それは心の勉強をしているカウンセラーであっても、難しい。だから、私自信もまわりのカウンセラーさんに定期的にセッションをお願いするようにしています。
今自分がどういう状態にあるのか、どうしたいのかわからなくなってしまったとき、カウンセラーは鏡になって自分自身を見つめ直すことをサポートしてくれます。
ゆうさんも、私まりも(Mary)でも他の方でも構いませんので、もしよろしければ、この機会に是非カウンセリングを活用してみてくださいね☆

今回お贈りした言葉が、ゆうさんのお悩みを少しでも軽くし、あなたの人生を明るく照らす道しるべになれば幸いです。ご質問、ありがとうございました。

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