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【ココロノマルシェ】嫌いになった・離婚したいと言う夫との修復

ども。心理カウンセラーのまりも(Mary)です。
みなさま、こんばんは。

「ココロノマルシェ」のお悩みに回答しました。

◆◆◆

長い遠距離恋愛の末、結婚1年、子供なし、共働き、20代夫婦です。
半年前、夫から好きかどうか分からないと言われました。両家を巻き込んだ話し合い等経てもう一度2人で頑張って行くことに決めましたが、先月夫から離婚したいと言われました。
分からなかった気持ちがわかった、もう好きじゃない、嫌い、一緒にいても幸せにできないと。
理由は性格の不一致だと言われました。
・好き?と頻繁に聞かれること、スキンシップが頻繁なこと、遊びに行ったりする時に嫌な顔をされること、スキンシップが苦手なのに外で手を繋いでこようとすること、夫が一度片付けた結婚式の写真をまた部屋に飾ったこと、夫の布団にぬいぐるみを置いてふざけてくること、面白くないテレビを見せてくること
→嫌と言われたことがあり、この半年間で頻度は減ったか全くなくなりました。写真は先月言われすぐ片付けました。好きかどうか聞くことやぬいぐるみの件は夫も笑ってくれていたのでコミュニケーションと思ってしまっていました。
・嫌われたら死んじゃうと言われ依存されること
→言ったかもしれませんが冗談のつもりでした。
・私が優柔不断で着る服も決められないこと、朝の支度が遅いこと、怒るとドアを乱暴に閉める等物に当たること、平日簡単なご飯しか作れないことをすぐ謝ること
→反省して直していきたいです。
・死にたくなるくらい仕事が辛いのに辞めないことが理解できない
→転勤したばかりの頃は一時的に辞めようとしていましたが、生活を考えると辞められない気持ちが強く踏みとどまりました。昔からすぐ嫌だな死にたいなと考えてしまう悪癖があるので直したいと思っています。
半年前から自分なりに頑張ってきたつもりでした。半年前からずっと夫拒否のレスでしたが、普通に会話をして週末は二人で買い物に行き一緒にご飯を食べて布団を並べて寝る生活だったので、離婚したいと言われたことは晴天の霹靂でした。後から聞いたら一緖に住んでいる以上無視できない、期待をさせたなら申し訳ないと。旅行も楽しそうだったけど、好きな人や友人とならもっと楽しかっただろうと言っています。言葉のイントネーションや鼻歌すら気に食わないと。

先々月に親族の病気が見つかり精神的に不安定で夫に当たってしまったかもしれません。結婚を機に地元を離れたため近くに友達もおらず、夫にばかり負担をかけたのかもしれません。
夫は、気持ちは2度と戻らないが、頭ではうまく行った方がいいと思う、まだ試していないこともやった方がいいと思うと言ってくれ、カウンセリングも一度、二人で受けました。家計管理や親との関係、飲み会のこと等ルールも決めやってみていますが、ここ数日は話しかけてもくれず目も合わせてくれず、返事は「うん」か無視。私がこうして欲しいとお願いしたこと(一緒にご飯を食べる、朝は玄関までお見送りをする、帰る時間を連絡する等)はしてくれます。

私はただの恋愛感情ではなく夫婦として関係修復したいと思いますが、どんどん状況は悪化している気がします。不満があっても言えないと言われたこともあり、夫に依存しないように精神的に強くなろうと思っても、冷たい態度に涙が出てしまい、夫に気づかれないように必死に隠したり。どうすればいいか分かりません。
長くなりましたが、何かご意見をいただけたら幸いです。(まゆさん)


まゆさん、こんにちは。心理カウンセラーのまりも(Mary)と申します。
お悩みに、回答させていただきますね。どうぞよろしくお願いいたします。

■まゆさんの行動はそんなに問題なのか?

・私が優柔不断で着る服も決められないこと、朝の支度が遅いこと、怒るとドアを乱暴に閉める等物に当たること、平日簡単なご飯しか作れないことをすぐ謝ること
→反省して直していきたいです。
・死にたくなるくらい仕事が辛いのに辞めないことが理解できない
→転勤したばかりの頃は一時的に辞めようとしていましたが、生活を考えると辞められない気持ちが強く踏みとどまりました。昔からすぐ嫌だな死にたいなと考えてしまう悪癖があるので直したいと思っています。

まゆさんのご相談を拝読していると「反省して直していきたい」「悪癖があるので直したい」という言葉が印象的に感じました。まゆさんは元来とても謙虚な方なのでしょうね。自分の良くないところはちゃんと認め、自分で反省して直していきたいという前向きな姿勢を感じます。

でも実際、彼から指摘があったまゆさんの行動って、そんなに問題なのでしょうか?もちろん、彼からしたらとても気に障るようなことだったのかもしれませんが、彼の言うとおりに、まゆさんばかりが反省して直せばいいことなのでしょうか。まりも(Mary)はそこが少し気になりました。

例えば《死にたくなるくらい仕事が辛いのに辞めないことが理解できない》という彼の言葉。私などは逆に「彼はなんでまゆさんのつらさを理解してくれないんだろう?」と疑問に思ってしまうのですが……まゆさんはそこは不満には感じませんか?

まゆさんの自分を改善しようという姿勢はとても謙虚で素晴らしいと思うのですが、どこかで彼に嫌われないよう振る舞おうと、自分の気持ちをないがしろにして無理をしてはいないでしょうか。

■自分の心に問い、相手を想って、ゆっくり近づく

・嫌われたら死んじゃうと言われ依存されること
→言ったかもしれませんが冗談のつもりでした。
・好き?と頻繁に聞かれること、スキンシップが頻繁なこと、遊びに行ったりする時に嫌な顔をされること、スキンシップが苦手なのに外で手を繋いでこようとすること、夫が一度片付けた結婚式の写真をまた部屋に飾ったこと、夫の布団にぬいぐるみを置いてふざけてくること、面白くないテレビを見せてくること
→嫌と言われたことがあり、この半年間で頻度は減ったか全くなくなりました。写真は先月言われすぐ片付けました。好きかどうか聞くことやぬいぐるみの件は夫も笑ってくれていたのでコミュニケーションと思ってしまっていました。

まゆさんと彼の間ではそもそもコミュニケーションがうまくいっていないように感じます。まゆさんは冗談のつもりだったのですよね。でももしかすると、彼にしたら冗談に聞こえないニュアンスを感じる言い方や言葉だったのかもしれません。あるいは逆に彼が敏感になりすぎている可能性もありそうですね。
相手との心地良い距離感というのは、本当に人それぞれです。お二人の間ではその部分の理解にズレがあったのかもしれませんね。それを確認することもコミュニケーションの一つです。「相手は何が嫌で何が嬉しいのか」「どこまではOKでどこからはダメなのか」。そういったことを確認しながら近づいていく作業がお二人には必要かもしれません。そしてそのコミュニケーションがうまくいっていない原因は、お互いが自分の気持ちを素直に言えていないことにありそうです。

不満があっても言えないと言われたこともあり、夫に依存しないように精神的に強くなろうと思っても、冷たい態度に涙が出てしまい、夫に気づかれないように必死に隠したり。どうすればいいか分かりません。

まゆさんも彼も、お互いにどこか遠慮があるのでしょうか。自分の気持ちや感情を素直に伝えられていないようですね。
もし、まりも(Mary)のカウンセリングを受けていただいたら、きっと「どうして素直な気持ちを伝えられないんでしょうね?」「涙が出ているのを見せられないのはなんででしょうか?」とねちねち聞かれますので、覚悟しておいてくださいね。笑

先々月に親族の病気が見つかり精神的に不安定で夫に当たってしまったかもしれません。結婚を機に地元を離れたため近くに友達もおらず、夫にばかり負担をかけたのかもしれません。

もしかすると、彼から《依存された》という言葉が出てきたのは、こういったコミュニケーションがうまくいかない状況の積み重ねが引き起こした感覚かもしれません。しかし実際、まゆさんもこのときは相当おつらかったのだと思います。大変でしたね。その感情の行き場なくて彼に向けてしまった結果、《夫にばかり負担をかけた》と今、反省されているんですね。

■目を向けるべきは“良いところ”

まゆさんは、今は彼との関係において反省ばかりがあるのだと思います。そして、彼の気持ちが戻らないかもしれないことに強く恐れを感じているのでしょう。そのため、今はいろんなことがネガティブに見えすぎているかもしれません。
いったんその目線をフラットに戻してみませんか?彼に対しても、ご自分に対しても、もう少し優しい目で見てあげましょう☆

夫は、気持ちは2度と戻らないが、頭ではうまく行った方がいいと思う、まだ試していないこともやった方がいいと思うと言ってくれ、カウンセリングも一度、二人で受けました。家計管理や親との関係、飲み会のこと等ルールも決めやってみていますが、ここ数日は話しかけてもくれず目も合わせてくれず、返事は「うん」か無視。私がこうして欲しいとお願いしたこと(一緒にご飯を食べる、朝は玄関までお見送りをする、帰る時間を連絡する等)はしてくれます。

うまくいっていないところがあるかもしれませんが、それでも彼は、何とか関係を修復しようと、まゆさんと一緒にカウンセリングにいったり、まゆさんがお願いしたことはしてくれているのですよね。

まゆさん。ちょっとだけ彼の気持ちを想像してみましょうか。もし、まゆさんが彼の立場だったとして、自分なりに協力しているのに、《ここ数日は話しかけてもくれず目も合わせてくれない》という風に思われていたとしたらどうでしょう?ちょっとがっかりしていまうのではないでしょうか。

もしかすると、まゆさんは、彼に対して少し求めすぎてしまうくせがあるのかもしれません。これまでも知らず知らずそのパターンが出ていたのかもしれないですね。
今、彼がしてくれていることに目を向けることを心がけましょう。彼はちゃんとまゆさんのこと考えてくれていますよ。そして、同じように、まゆさんが彼にしてあげられていることもたくさんあるはずです。反省も大事ですが、まずはお互いの良いところに目を向け、相手には感謝を、自分には褒め言葉をたくさん贈るようにしてあげましょう☆

「パートナーシップは鏡」といいます。相手ではなく自分に目を向け、前向きな気持ちで自分自身を変えていくことで、彼との関係も少しずつですが変わってくるはずですよ☆

■ まとめ

それでは最後に、今のまゆさんに大切にしてほしいことを3点まとめますね。

1.自分に意識を向けて頑張っている自分を褒めましょう
2.彼がしてくれていることに目を向け、感謝を伝えましょう
3.恐れずに自分の気持ちを伝え、相手の心を受け容れましょう

この「ココロノマルシェ」で相談をすることが出来たまゆさんは、幸せになるための一歩をもうすでに踏み出せています。だから、そんな自分をこれからもどうぞ信じて行動してあげてくださいね☆


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自分の感情と向き合う作業を一人で行うのは、なかなかしんどいと思います。それは心の勉強をしているカウンセラーであっても、難しい。だから、私自身もまわりのカウンセラーさんに定期的にセッションをお願いするようにしています。
また、カウンセリングでは、自分の見えていない課題をカウンセラーが気付かせてくれることがあります。
まゆさんも、私まりも(Mary)でも他の方でも構いませんので、もしよろしければ、この機会に是非カウンセリングを活用してみてくださいね。優秀なお弟子たちが、必ずやまゆさんの力となり、心に寄り添ってくれるはずです☆

今回お贈りした言葉が、まゆさんのお悩みを少しでも軽くし、あなたの人生を明るく照らす道しるべになれば幸いです。ご質問、ありがとうございました。

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