ブーゲンビリアのブラウス|2021年10月20日の日記
ひさしぶりにフラメンコのレッスンに出た!
7月末以降おやすみしていたのでほぼ3か月ぶりか。仕事を定時で終えてから30分ほど遅刻で参加した。安全第一と思い、ストレッチをしっかりしてから踊った。
ひさしぶりだし、レッスンに出ていなかったあいだ家ではなにもしていなかったわりには、けっこう踊れた。最初から完璧をめざすことはないので、レッスンの流れについていければじゅうぶんだ。シューズをはいて鏡のまえに立つとそれだけで背筋がしゃんとして、相対的にふだんのふにゃふにゃさに気づく。指先まできれいであろうと意識すると、自分に肩と腕と手首と手と指があることがわかる。指のすこし先までが自分の「からだ」。
アバニコ(扇)をつかった振りつけをしていて、曲の方針もあり「かわいく、かわいく」と先生が繰りかえし言う。かわいく??? わたしはかわいいが…… と、そういうことではないので、どうしたらかわいらしく、可憐に、愛らしくみえるか研究する必要がある。染みついた粗野な本性をかくせ。
フラメンコをはじめたのは2年半くらい前のことだけど、いまだにいまいちなにをしているのかよくわからないままその場その場で踊っている。ほぼ Sevillanas だけをやっていた最初の1年くらいよりは、Bulería、Alegrías、Siguiriya をちょっとずつだけでも踊ったいまのほうが、なんとなくフラメンコっぽいという感じがわかってきたような気はする。いまやっているのは Fandangos de Huelva と Caracoles(? たぶん)で、これまでに踊ったものとのちがいはわかるようなわからないような……。ひとつひとつ経験していきたい。
フラメンコからの帰り道、ほかおにでみんはやのフリーマッチが開催されていたので途中参加した。成績は首位と100点差の6位だったのであまり揮わなかったけど、ひさしぶりにみんなでクイズできてたのしかったな~!
カプリティオチャンネル、石野さんのラスト企画!!!
過去動画のことも思い出しつつ、この動画単体としておもしろかった! 「クレオパトラの~」の問題のAT解答で声だして笑った。
仕事中は「公衆電話」実況を流していた。
あまり謎解き要素はなかったけど、序盤は(ホラー感を減じさせるためか)小ネタ・雑学が多くてたのしかった。
イオンのお客さま感謝デーだったので、お昼休みに買いものに行った。さいきんは嗜好品を買う基準がガバガバなので、気になっているアイスをたくさん買ってしまったぜ。さっそく夜にラミーのやつを食べた。
おいしかった! 思っていたよりぜんぜんラミーだった。
ただな~~~、じぶんでレーズンをラム漬けに(ようはラムレーズンに)して、レディーボーデンくらいのチョコアイスにのせて食べたほうがおいしいんだろうな。それを省略できるのがこういうアイスなわけだが。
ひさしぶりにFacebookをひらいたら、いろいろなひとのライフイベントを目にすることになりちょっとつかれてしまった。きょうの日記にはそのテンションが反映されている。
Facebookでしかつながっていないひと、たぶんもう会うことも連絡をとることもないだろうと思うようなひとの近況は、あまり見ているとかなしくなる。もはや顔と名前を知っているだけの別人としかいいようのない昔の同級生たちにもそれぞれに人生があることを思うと押しつぶされそうだ。
一般に、人生はかなしみに満ちており、それを引き起こさせる要因のひとつはその一回性、つまり「とりかえしのつかなさ」にある。人間関係にとりかえしのつかないことはあまりにも多いし、ほとんどの場合それを修復したり再構築したりする気力はもてない。
よろこばしいしらせもあり、心をこめて「いいね」ボタンを押した。前の職場のひとたちと飲みたい。まだ誘ってもらえるのだろうか。辞めてからもう3年がすぎた。
あしたから在宅勤務の始業時間が10時に繰り上げになった。世間からみたらそれでもじゅうぶん遅いとは思うのだけど、これまでずっと10時半始業(それもできない日が多い)だったのでこの差は大きい。きょうははやく寝る必要がある。移動中、数日ぶりに池澤夏樹『氷山の南』をひらいたのでもうすこし読みたかったけどきょうはもうおしまい。
・ ・ ・
ブーゲンビリアのブラウスを着て会いにゆく花束のように抱かれてみたく
俵万智『チョコレート革命』より
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?